小屋で初めての宿泊

朝6時ぐらい、コスモスが一面にひろがっていました

 

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引き渡し後、初めて小屋に行き、一泊二日で泊まってみました。
(妻と子どもは別件があったので、二日目に合流)

 

ちなみに、小屋の仕様はざっくりと次の通りです。

  • 9畳
  • 水道なし
  • 風呂なし
  • トイレなし
  • ガスなし
  • 電気あり
  • 薪ストーブあり

 

何もやる気が起きない

一日目。

軽めの渋滞を通り抜け、午前中にホームセンターで草刈機を購入。

そのまま小屋へ。

引き渡し後、初の小屋です。

 

鍵で扉を開けて、の瞬間、手のひらサイズの大きなカマキリが玄関上から降ってきました。

絶叫しながら、部屋に入って一服。

荷物をおろし、作業着に着替えて、とりあえず小屋周辺の草を刈ります。

新しい草刈機(ハイコーキ)なので、ガンガン切れます。

10月とは思えない日差しで汗が。。。

 

草刈り終了後、杉板の床の上に直に座り、空と田んぼを見ながら、ぼーっと過ごします。

本当に、ぼーっと過ごします。

 

何にもやる気が起きません。

日常から解放されたせいか、脱力感が半端なく、身体が動きません。

 

外で、どでかいスズメバチが飛んでいる音に気づき、ドン引きしましたが、小屋にいれば問題ありません。(スズメバチどうしようかな。。。)

 

何もせず、空を眺めながら「東京じゃ空が全然見えないな~」なんて思っていたら、昼食も取らずに3時間ぐらい過ぎていました。

 

食欲がわかない

動いていないというのもありますが、二日目は朝からそこそこ活動するも、お腹がすきません。

不思議なことに。

 

一日目は、夕食とビール、二日目は朝のコーヒーのみ。

 

東京で在宅で仕事をしていると、すぐにお腹がすくし、お菓子つまんでお茶して、またお菓子食べての繰り返しです。

でも、小屋にいると空腹感がなく、「食べたい!」という欲求もわきません。

 

なぜだろうか。

ストレスの違いなんだろうか。

よくわかりませんが、明らかい違う感覚がありました。

 

これはいかんと車に乗って、再びホームセンターと銭湯、スーパーへ夜の買い出しへ。

 

夕飯をさっと済ませて、それから本でも読もうかと思いましたが、ダメです、今日は。

何もやる気が起きません。

 

8時前にはコットで寝ました。

 

今後の小屋づくり

一泊して暮らしをやってみると、色々なことを体感できました。

想定とは、やはり違うものです。

 

ざっと自分のメモのために箇条書きすると

  • もともと井戸を検討していたが、必要なさそう(ウォータータンクでOK)
  • トイレは、トイレテントと簡易トイレでいけそう
  • ウッドデッキはマスト、これで暮らしの幅が一気に広がりそう
  • 1-2泊ぐらいであれば、キャンプ用具で何とかなる
  • 床に直に座るのが気持ちいい、テーブルはちゃぶ台が良い
  • ウッドフェンスも、もしかしたらいらない

 

必要最小限のモノで暮らすのが、この小屋には似合ってます。

若干多めもモノを持って行ってしまい、違和感を強く感じました。

ないなら、ないで我慢する。

なくてもいいモノは買わない・置かない・使わない。

 

これはないと厳しいよね、というモノだけ厳選して(高価なモノを揃えるという意味ではなく)、使うのが良さそうです。

 

質素に、簡素に、ミニマルに。

 

アクティブに動く必要もありません。

自然を感じ、家族と会話したり、自分と会話する場所が小屋なんだと思いました。

 

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