書きながら考える -能率手帳ゴールドと歩む、9年目のリフレクション-

趣味は、振り返りです。

内省・リフレクションともいいます。

 

小さく振り返る

毎朝、前日のことを振り返り、小さい手帳(能率手帳ゴールド)に就寝時間・起床時間・体重・その日の出来事(4行くらい)の手書きしています。

所要時間は、2-3分です。

何とも単調な習慣ですが、2018年に始まり、9年目に入りました。

当初は、その日のことだけでしたが、起床時間や就寝時間、体重が加わり、今の形になりました。

ポイントは、無理に感情や考察を入れないこと。

日記や振り返りについて語られる多くのコツに、「そのとき感じたことを書いておきましょう」があります。

たしかに、これはこれで有益なのですが、簡単にできるものでもないです。

慣れも必要。

まずは、その日に起きたことを時系列で書いていく。

これなら記憶があれば出来ます。

書き始めると、自然と感情や考察が出てくることがあります。

そのときは、素直に感情や考察も記しておきます。

 

ポイントは”手書き”です。

自分の気に入った書きやすい&書き心地の良いペンと手帳を準備し、毎日手書きします。

手書きから1日がスタートします。

 

なぜ、手書きか。

身体を動かすことで、脳も動き始めます。

手帳にすることで紙面も限られます。

終わりのないPCやスマホでは、自分から吐き出される思いを制御することが難しい。

手書き一択です。

 

アウトプットに期待してはいけません。

その日の記録は大したものになりません。

しかし、1週間、2週間、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年、2年と続けていくと膨大な記録が積み重なり、大したアウトプットに成長していきます。

 

誰にも読まれないことを前提に、好き勝手、書きます。

人には言えない、見せられないことも多少入ってきます。

恥ずかし気もなく、思い切って書き起こしていくと、気持ちがスッキリします。

ただし、自責で書くことも大切です。

自責で考えることが改善や成長に繋がります。

昔よりもできることが広がったり、スムーズにできるようになれば、楽しくなっていきます。

 

書きながら考える

考えた後に書く、もしくは考えながら書くのではありません。

書きながら考えます。

考えることが主です。

書くことは補助です。

最高の補助です。

 

まずは書いてみます。

思いついたことを書く。

書き続けると、そのときに感じていた気持ちを思い出すことがあります。

逃さずに書き残します。

1日経ってから書こうとすると、不思議と昨日と気持ちが変わっていることに気づきます。

  • すごい発見だと思ったら、そうでもなかった
  • めちゃくちゃ怒りを感じたけど、自分に問題があったかも(もちろんあっちも問題だけど)。
  • 前も同じような場面に出くわしていたな

 

毎日記録を残しておくと、前の同じような場面にすぐに飛んで、当時の振り返りを読み返すことができます。

同じことを考えている自分を発見し、修正できていないことに気づき、より問題意識を深めることができたりします。

 

形式にこだわらず、思ったこと、感じたことを素直に書き出していくことがポイント。

誰にも読まれません。

「自分が死んだ後に読まれるのが嫌で、日記を書かない」という話を聞いたこともありますが、スルーで大丈夫です。

 

「過去の振り返り」を振り返る

毎日の振り返りを、1週間ごとに振り返ります。

土曜か日曜に、その週のことを振り返ります。

これも手書きです。

15-30分ほどかかります。

KPTのKeepとProblemを中心に振り返り、最後に思ったことをMemoとして残します(KPM)。

思いのほか、週初めのことを忘れており、こんなことがあったのか、と気がつきます。

 

Keepに良かったこと、うまくいったことを改めて書けると、よく頑張った、と自分へフィードバックできます。

一方、Problemのところ、書くことが少ないと「今週はProblemが少ないということはチャレンジが少なかったのかも」と気づけます。

単に、たまたまうまくいっていたことを続いただけかもしれませんが、そんなときは翌週に足をすくわれることが起きるので、予防線を張ることもできます。

 

1週間の振り返りが4-5回たまると、1ヶ月の振り返りに入ります。

ここで、自分はNotionを使っています(昔はEvernote)。

文量が多くなってしまうため、制限を気にしないPCへと移行しています。

1ヶ月分のKPTもしくはKPMから、感覚的に大事だと思うことをピックアップして転記する作業です。

この作業の途中で、色々とインサイトが起きます。

そのインサイトも、もれなくメモとして残していきます。

 

1ヶ月分の振り返りを文字にしたら、俯瞰する。

俯瞰していると、自然と考察が進みます。

  • こうやった方が良かった
  • そもそも、なんでこれやってるんだ
  • もう少し、ここ学習しないとついていけなくなるな

 

この振り返りが、自分にとって成長の糧になります。

短くて1時間、長いと2時間ぐらいかかります。

 

なぜ、こんなことをやっているのか。

楽しいから、だと気づきました。

趣味なんだと気がつきました。

 

2年3年とアウトプットが積み重なり、当時に記録を読み返すと、今と大きく違う部分やそれほど変わらないことに驚きと面白さを感じます。

人間、そう変わりませんし、成長もしていません、ということもわかります。

 

時間が経てば経つほど、味が出てくるというか、複利で楽しさが増えていく趣味だと思います。

「振り返り」という言葉が好きで、よく仕事でも使っています。

 

Share this…