大型パネル工法による上棟

子どもの1歳の誕生日が、上棟の日となりました。

寒いですが、晴れ空です。

 

前日の現場では足場が出来ていました。

 

朝8時ぐらいから大工さんが準備を進めます。

2日間にかけて上棟を行います。

1日目は12人、2日目は9人の大工さんで進めていきました。

 

大型パネル工法という工務店さんの工夫の詰まった方法で上棟を行います。

現場ではなく、専用の工場で大工さんやスタッフの方々が建物のパーツを作成し、それをトラックで運んで現場で組み立てるという工法です。

現場の寒い中で大事仕事をするのではなく、工場でやることで丁寧かつ迅速に進めることができます。

設計士さんも大型パネル工法で家を造るのは初めてということでした。

 

自分たちは9時前に到着。

既に家の周りが出来ていました。

 

圧巻なのは、クレーン車でパネルを運ぶところ。

空に、、、

 

木製枠に窓をはめたパネル、重さにして400キロ弱あるそうです。

 

順調に進んでいるようです。

 

10時に休憩。

 

段取り、手際の良さ、コミュニケーション、見ていて惚れ惚れします。

 

記念にトンカチで。

 

あっという間にお昼ご飯です。

近場でお弁当を手配して、皆さんに配ります。

ホットクックで豚汁も準備。

自分も一度、家に戻って休憩。

 

15時前に戻ったら、家の形になっていました。

 

ここから屋根を張っていきます。

 

中で撮影している方もいますが、工務店さんが自社の宣伝に使おうとカメラとドローンを手配していたそうです。

 

屋根も近場までクレーンで運びます。

クレーンの技術が高いのでできているそうです。

素人から見てもすごかったです。

風、相当吹いています。

 

屋根半分ができるまで30分ぐらいでした。

 

もう半分もあっという間に。

 

2階の屋根も。

 

そして、16時ごろに1日目終了。

8時間ほどの作業で、ここまでできました。

設計士さんも驚きです。

大型パネル工法を使わず、普通のやり方で進めると2‐3ヶ月かかってもおかしくないそうです。

 

1日目の終わりに大工さんそれぞれへお祝い金をお渡ししました。

工務店さんに事前に教えていただき、準備しておきます。

一般的に、一人に5,000円から10,000円を包むようです。

個別にお渡しする際、「(上棟)おめでとうございます。」と言われて、身が引き締まりました。

 

とんでもなく重い木材を軽々と持ち上げて、粛々とモノ作りに励む大工さんへのリスペクトが尽きません。

道具へのこだわりも垣間見えます。

 

寒い現場では、お湯をつくってその中で缶コーヒーやお茶を熱くするみたいです。

 

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