先日、建築士さんと造園家の方と一緒に敷地で色々と話し合いました。
実際に家を建てる場所に木の杭と紐で線を引き、さらに庭と駐車場にも石灰で、さささっと線が引かれました。
線ができるだけで想像力が掻き立てられます。
建築士さんも仰っていましたが、線を引いたり、基礎だけを見ると狭く感じるとのこと。
ただ空間ができて、さらに家具が収まると一段と広さを感じるようです。
紐で家の輪郭をつくったら、思いのほか両サイドが狭くなってしまったこと、さらに景観として手前の家が重くなってしまったことの2点が分かりました。
その場で相談しながら、家の角度を振って調整。
角度を変えることで景観が変わり、景色がスッと入ってきました。
造園家の方がホームセンターで石灰や杭を買ってきてくださり、その場で白線を引いて駐車場と庭のイメージをつくります。
図面に沿って、その場でスケールを図りながら即興で地面にお絵描き。
建築士さん曰く、建築家にはできない技とのこと。
白線が見えることで広さ、奥行き、動線が想像できます。
基本設計から構造設計、さらに実施設計に移ったのが今。
あと1-2ヶ月ぐらいで設計フェーズもひと段落しそうです。
竣工まではまだまだかかりますが、このプロセスを楽しみたいと思います。