「お問い合わせ」、つまり私にとっての「営業」について、年末年始に振り返りを行いました。
「お問い合わせ」の数
直近3年間の数字です。
2021年は、11件(11社)のお問い合わせがありました。
2022年は、12件。
2023年は、13件です。
3年間で36件、1ヶ月に1件のペースでお問い合わせをいただいたことになります。
本当に幸運であるとしか言えません。
ちなみに、私はプッシュ型の営業活動はしていません。
昔から苦手で。
「お問い合わせ」の経路の変化
経路、つまりチャネルです。
以前も書きましたが、私の営業チャネルは基本的に「紹介」です。
振り返りを続けます。
2021年の11件のお問い合わせのうち、紹介は11件 (100%)。
2022年は、12件のうち、10件 (83%)。ダイレクトチャネルは2件 (17%)。
2023年は、13件のうち、2件 (15%)。ダイレクトチャネルは11件 (85%)。
2022年の10月に独立後、初めてダイレクトチャネルでお問い合わせがありました。
独立して9年目にして、初めてのダイレクトチャネルです。
そして、2023年は紹介とダイレクトの比率が逆になりました。
「なぜ?」という振り返りです。
「お問い合わせ」の経路の変化の理由
ブログと出版(書籍)です。
2022年1月からブログを始めました。
平日に書くというルールで。
その結果、2022年10月にダイレクトチャネルでのお問い合わせにつながりました。
そして、その頃、出版のお話もいただき、2023年5月に本を出しました。
その結果、2023年のダイレクトチャネルでのお問い合わせにつながりました
出版も、ブログをきっかけにスタートしているので、本質的な理由はブログ、つまり発信です。
今年でブログは3年目。
丸2年、平日に書き続けたこと (人事領域だけの記事でなく、日記や振り返り、小屋など個人の記事も多く含まれますが)が、私にとっての営業チャネルの変化を引き起こしています。
これらのことを最初から狙って、やったわけではありません。
価値提供の仕方と時間の使い方を変えたい、知識をまとめたい、新しいことに挑戦してみたい、という気持ちで始めたブログが、ここまで力を発揮するとは当時、思っていませんでした。
もちろんブログ(と出版)だけのおかげではなく、その間にたくさんの登壇の機会をいただいたことも貢献しているはず。
しかし、これらの登壇ももとをたどるとブログによる「信用」だったのかなと。
さらに深ぼれば、このブログを書けたのは、現場における実践的な人事領域のコンサルティングを、魅力的なスタートアップ企業と伴走できたからです。
私の場合、最終的には、ここに行き着くという振り返りです。
つまり「現場」でした。
(ちなみに、2023年に「紹介」によるお問い合わせの数が減った理由については、振り返ったものの、仮説が思い当たらず、わからない状態です)