「ミッション」とは?
目標の上位概念に位置づく目的のこと。「なぜ、その目標を今期の6ヶ月で取り組むのか」という背景を言語化すること。
目的
- ミッションを、今期(6ヶ月間)の目標や活動の指針に活用して、目指すべきゴールを明確にする
オプション
- 【案A】ミッションを設定する
- 【案B】ミッションは設定しない
- 【案C】ミッションの設定は任意
比較検討
判断基準 | 【案A】ミッションを設定する | 【案B】ミッションは設定しない | 【案C】ミッションの設定は任意 |
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①仕事の目的や意義についての理解促進(モチベーションへの影響) | 〇 | – | △ |
②目標の軌道修正のしやすさ(目標の妥当性を振り返る基準に活用) | 〇 | – | △ |
③評価者の育成効果 | 〇 | – | △ |
④運用負担(ミッション設定の難易度は高い) | △ | 〇 | – |
⑤ミッション設定の形骸化のリスク | △ | 〇 | – |
⑥制度に対する不満のリスク | △ | 〇 | – |
⑦評価のしやすさ / 評価の納得感 | – | – | – |
コメント
オプションB を推奨。
オプションA の事例やニーズは多い一方で、実際の運用負担が重く、評価者に高いスキルやリテラシーが求められるため、「ミッション」は設定せずに「目標」の設定ができるように集中して取り組んでいく。
オプションC の「任意」は賛成・反対の様々な意見が出た場合の中庸の意見だが、制度において任意は機能しにくく、やる・やらないのどちらかを意思決定することが必要。