独立したら、自分で仕事の量を決める必要があります。
試行錯誤を繰り返し、現在も進行中です。
終わりのないテーマかもしれません。
自分なりの指標
クライアントの数は、重要な指標です。
1社だけであれば仕事量は少ないはず。
独立後、最大10社ほど同時並行で仕事したことがありますが、やはり大変でした。
各社の状況を呼び戻し、データにインプットして解釈するのにスイッチングコストがかかるため、必然と労働時間は増えていきます。
他には、クライアントとのMtg回数。
週に何本のMtgが入っているか。
昔は、基本的に自分がMtgオーナーとしてアジェンダ準備・ファシリテートを担っていたため、負担は重く、それでも週に8ー10本ぐらいを進めていました。
1日2‐3本のイメージです。
今はオブザーブ参加を含めても本数は減っています。
ただ、特定の週に重なるときはあり、その週は「疲れたな」となります。
あとは売上。
単価が変数になりますが、売上を伸ばそうとすれば仕事量は増えます。
自分の中で一定の目標ラインがあり、ここ数年はそのラインをターゲットに動いてきました。
一般的には、労働時間かもしれません。
8時間×20営業日で、160時間がデフォルトでしょうか。
この辺を組み合わせて、仕事量を調整してきましたが、毎年状況は変化するため、1つの指標で基準を決めて適正化することは難しいものです。
適正量にこだわって試行錯誤してきましたが、シンプルに決めつけるのも危険だと最近感じるようになり、上記のような指標を組み合わせて予定と実績を管理するようになりました。
仕事量が増えると
考えることが仕事の場合、残業しても質の良いアウトプットは出ないため、限られた時間の中で集中して量をこなる必要があります。
結果、仕事以外のインプットやランニングの時間を削ったり、家族との時間も一部犠牲になります。
深く考えることが出来なくなってしまうと、手癖で仕事を捌いてしまうことになりかねないため、仕事量は増やさないように注意しています。
一人でできる範囲には限界があります。
以前は、時間で補ってきた部分はありますが、今はそれができません。
ライフステージや価値観、体力が変化したようです。
本当に昔のように(と言っても10年ぐらい前ですが)、身体も頭も心も動きません。
仕事量が減ると
仕事量が増えることと問題の質が変わってきます。
主に問題は2つです。
1つ目は、わかりやすく売上が下がること。
独立したら、自分で食べていかないといけません。
仕事量が減ることは致命傷になりかねません。
食べていくためにも、一定量を確保する必要があります。
2つ目は、意外にも余計なことを考え過ぎてしまい、不安になること。
もちろん売上減にともない、不安な気持ちになるかもしれませんが、それ以上に仕事をしていない分、余計なこと、つまり起きていないことや可能性として低いことまで幅広く考え込んでしまい、「もし、、、」なんて構えて、気持ちがソワソワしてしまうのです。
暇なときこそ、注意が必要です。
この状況を避けるためにも、一定の忙しさは必要。
プライベートで忙しさをつくっても、仕事上の不安は解消できません。
仕事の不安は、仕事の忙しさで解消しています。