言葉を定義することの大切さを日々学んでいます。
ランニングしているとき、習慣と継続、リズムとペースについて、私なりの定義が思い浮かんだので、メモします。
「習慣」と言ってしまうと、終わった感覚を覚える
習慣という言葉は好きで使っていましたが、習慣として定着してくると、習慣化のプロセスが終わってしまい、何となく義務感を感じるようになりました。
「義務」として動いているような感覚です。
あと「習慣化が大事」といった言説から、習慣という言葉に「偉さ」を感じてしまう部分もあり。
淡々とこなすことに問題はないのですが、どうも楽しさがジリジリと減っていくような。
テンションを上げる必要はないのですが、テンションが下がってしまうことは避けなければなりません。
一人で仕事をする場合、テンションの乱高下は禁物。
たとえ、一喜一憂してしまったとしても、すぐに「平然」に戻れるようにしなければなりません。
そんなわけで、何となく「習慣」という言葉に突っかかっていました。
「継続」には、フラットな状態を感じることができる
本を読んでいて「継続」という言葉を知り、意識的に使うことでその突っかかりが消えていきました。
継続とは、つまり「続けること」。
これぐらいシンプルな方が私には合っているようです。
習慣は「過去形」で、継続は「現在進行形」。
終わったことではなく、常に進行している意識をもつことで、前進感がうまれます。
「読書を習慣にしている」よりも「読書を継続している」という方が、私にはしっくりきます。
言葉一つですが、気持ちに変化がありました。
言葉の選択、大事です。
継続するには、前工程の設計がすべて
私が平日毎日、または土日も含めて毎日継続していることは、次のことです。
- 明け方起床
- 読書・読書メモ
- 手帳日記(3行程度)
- 家計簿
- ブログ
- モーニングプランナー
- ランニング(約5キロ)
慣れればコツコツとこなすだけですが、こういう継続も積み重ね。
1つのことを継続できるようになって、次のことを継続しようと試行錯誤し、さらに次へと。
最も古いのは、手帳日記で2018年から。
ランニングは2021年10月、ブログは2022年1月、家計簿は6月と積み重ねてきました。
継続のコツは、前工程。
例えば、ランニングする時間を決めて、その前にやることまで決める。
どうやって「完了」させるのか、まで作戦を立てることで、遅滞なくランニングに入れる。
その流れが、自分にとってのリズムです。
ランニングに着手できれば、あとは昨日と同じペースで走るだけ。
5キロを30-35分ぐらいで、淡々と走る。
読書であえば、読みたい本をストックしておく。
あとは、時間をつくって読むだけ。
時間がなければ朝早く起きて時間をつくる。
7時間睡眠はズラさず、就寝時間を決める。
シンプルに、無駄なことを減らして「やりたいこと」に集中するのみ。