商売のセンス

商売のセンスを考えてみました。

ビジネスではなく、敢えて「商売」で。

また、規模を追求する商売ではなく、小規模な個人商店の商売について。

スモールビジネスなんて、呼ばれたりしますかね。

 

(1) キャッシュフローは慎重に

「いざ」というときを考えて、余裕をもっておくことが必要です。

余裕をもつことを目的に、様々な手段を実行します。

キャッシュフローが危うくなる前に手を打ちます。

キャッシュフローに余裕が出ても、余裕を感じず、一方で不安を感じず、フラットで入れるように。

慢心から得られるものはありません。

 

(2) 適切なリスクを取る

リスクを取らずにリターンはありません。

ハイリスクハイリターンではなく、ローリスクミドルリターンを狙います。

ノーリスクミドルリターンを狙ってはいけません。

過剰にリスクを嫌ってもダメだし、リスクを楽しみ過ぎても良くない。

自分にとって許容範囲であるリスクを見積もり、受け入れます。

もちろんリスクヘッジも忘れずに。

 

(3) 単価を上げる

個人商店は、安値では生き残れません。

量(数)をこなし、経験を積み、ノウハウを形成して、単価アップに繋げます。

この順番も大事です。

単価を考えるにあたり、原価を見る必要はありません。

単価を決めるのは、価値です。

「価値が上がること」を相手の視点で定義することが重要です。

 

(4) 流れをつくる

時間、仕事、お金、情報に関する流れを設計し、意図してつくっていきます。

意図することで、偶然性を味方につけます。

コツコツ、粛々と価値を上げていけば、流れは強く、濃くなります。

その変化を捉えながら、流れを再設計し、壊さず、育てていきます。

流れは、ふとしたことで決壊したり、ときに自然の影響を受けることも。

慌てず、リスクを見極め、自信をもって行動することで乗り切ります。

 

(5) 常に謙虚に

すべてにおいて謙虚に生きることが必要です。

抽象的な意味合いにうつるかもしれませんが、その抽象度を咀嚼・解釈し、自分のものとしなければなりません。

謙遜ではなく、本気で謙虚で在り続ける。

ある種、訓練が必要なのかもしれません。

自分も日々、訓練です。

 

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