人事評価は、経費精算のように対応すべし

人事評価という仕事に慣れていない場合、以下のような声が挙がります。

 

「評価できない。相手のことがわからない」

 

「評価に当てる時間がない」

 

「面倒。。。」

 

「思った以上に時間がかかる」

 

たしかに、、、

ただ、マネージャーの職務である以上、会社に制度が存在する以上、対応しなければなりません。

対応したくなければ、制度を廃止するしかありません。

 

課題設定

「評価の時期にすべて対応する」と、上記の声が顕著に現れます。

3ヶ月、もしくは6ヶ月の振り返りとして人事評価を実施する場合、「わからない」というよりは「忘れている」、「覚えていない」が正しいかもしれません。

 

3ヶ月分をまとめて評価し、ドキュメンテーションするには、時間は膨大にかかります。

人事評価という仕事を先送り(後回し)にしてきたツケを評価の時期に取り返すわけなので。

 

仕事は「面倒」なわけですし、「面倒」でない仕事はないので。

 

そして、経験がないゆえ時間の見込みが甘かったというわけでしょう。

次回以降は、十分な時間を確保して取り組めるようになると思います。

 

毎日コツコツやるしかない

自分は、経費精算を毎日朝に1-5分ほどで対応しています。

前日に使った経費を入力し、レシート・領収書を保存する流れです。

経費だけでなく、お金の流れすべてを毎日管理し、月末や半期末、年末に振り返っています。

 

これを月末、ましてや6ヶ月の半期でまとめてやるなんて考えられません。

億劫になります。

でも、やらないといけない仕事なのです。

自分にとっては。

毎日数分の対応で、膨大な情報を集約し、その情報を活かして意思決定しています。

 

人事評価のワークフローも、本来はこうあるべきだと思います。

評価の時期にまとめてやるのは、「無理している」、「非効率である」と認識した方が無難かもしれません。

3ヶ月や6ヶ月に及ぶ過去について、自分ではなく、他人の行いを記憶して振り返るなんぞ、苦行でしない。

人事評価には、レシートも領収書もありませんし。

 

でも、その人事評価というアウトプットをマネージャーは対応しなければなりません。

マネージャーの職務(仕事)なので。

 

せめて、人事評価におけるレシート・領収書にあたる評価メモは残しておくべきでしょう。

思い出しながら、評価することは不可能。

 

日々の記録(メモ)を整理するのが、人事評価です。

 

Share this…