なくす・減らす・任せる

週末の小旅行で、たまたま足を運んだカフェ。

本がたくさん置いてあったのですが、ビジネス書がわりに多く、いろいろと手に取ってみると、おそらくこの本に役立つ術が書かれていました。

 

 

なくす・減らす・任せる

まずは仕事をなくすこと。

価値の低い(無い)仕事をなくしていきます。

やらないという選択肢は、意思で決まります。

業務効率の主は、自動化ではなく、なくすことです。

 

次に、減らす。

なくすことはできないけど、減らすことができることはたくさんあります。

本文では、例えばメールの返信の記載がありました。

確かに、1回のやり取りで終わらせること、そもそもメールでの確認や共有が来ないように段取りをつけることなど色々とできそうです。

自分の中で、「なくす→減らす」のシークエンスが成立できておらず、なくすことばかりに意識が集中したり、「なくす」と「減らす」を連動して捉えることができていませんでした。

 

この2ステップを知ったことで、業務効率化の基軸が固まったように感じました。

まさか小旅行のカフェで、こんな基軸に出会えるとは。

 

任せる

次の順番として、任せるです。

なくして、減らして、それでもやることを整理・細分化して、任せます。

無駄な仕事を任せることは、NGです。

 

任せるの先にモニタリングがありますが、業務効率化の段階ではモニタリングまでは意識せず、まずは「なくす・減らす・任せる」を徹底することが良いと思います。

 

任せた仕事も時間が経てば、「なくす・減らす」の対象になってきます。

同じことをやり続けても、価値は変わりません。

価値を高め続けるためには、常に一定の時間軸で業務を棚卸しして、見直すことが大切です。

そして、この先に自動化が来ます。

 

自動化してはいけない仕事

業務を効率的に実行するために自動化してはいけないことがあります。

なくす仕事、減らす仕事を自動化することです。

 

本来、やる必要のない業務を自動化して、満足してしまうケースがあります。

目的と手段がふわっとした関係になっていると、自動化が目的となってしまい、成果が見えにくくなってしまうことがあります。

自動化されたけど、、、その先にインパクトが弱いケースです。

 

まずは仕事をなくすこと。

次に減らすこと。

これを繰り返していけば、仕事の時間は減っていきます。

価値を磨き、時間を減らす。

 

働く時間が減ると気持ち的に不安になる部分もありますが、変化するほど時短は必然です。

そして時短するほど、成果も上がっていきます。

こんなサイクルを回していきたい気持ちが、強くなってきました。

 

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