家から車で1時間ほどのところに、スーパーマーケットのロピアがあります。
あの歌が流れているお店です。
東京にいるときも何度か行きましたが、最近足を運んだら、思いのほか賑わっているように感じました。
そんなことを考えていたら、タイミングよく日経ビジネスでロピア特集。
雑誌を読む前に店舗で感じていたことと雑誌を読んで知ったことに分けてメモします。
雑誌を読む前に、店舗で感じていたこと
- 惣菜の種類と量が豊富で、自分たちのような家族と相性と良い(お客さんは子ずれの家族が多い)
- okストアと似ている、ピザとか
- 安い商品とそうでもない商品が混在しているが、全体的に安いと感じる
- 売り場が楽しい
- ドリンクは冷蔵されていない(コストをうまく削っている)
- クレジットカードは使えない、現金のみ(手数料コストを削っている)、大量に購入する際は困る
- 自分の行く店舗は、動線(エレベーター・エスカレーターの位置)が悪い
- ロピアでしか見ない商品はあまりないかも
- たまたま自分が当たるレジ担当の方の対応が、だいたい良くない(忙しいため、作業がかなり雑)
- 賞味期限チェック大事、一度だけコールスローを買ったら明らかに変な味がした(腐ってた?)
雑誌を読んで知ったこと
- OIC(オイシー)グループ
- 川崎の会社
- 食のテーマパーク
- 売場面積:600坪の大規模店舗
- 24年2月で90店舗、4126億 ※32年には2兆円を目指す(ドンキホーテと同じ規模)
- 食のSPA
- 製造メーカーを買収して成長
- 独自商品を開発する体制を構築
- 店舗は基本的に直営(沖縄はFC。業務スーパーの神戸物産はFC主体)
- ターゲットは30‐40代の夫婦で子ども二人の4人家族
- 元々、精肉店だったため、肉の販売に強み(若鶏2キロで1080円)
- 現場にヒト・モノ・カネを権限移譲
- チーフ(=各売り場の責任者、例:精肉部門チーフ)にパートの採用、仕入れ、商品開発、予算管理、値付けなどの権限を委譲
- 20代でチーフの年収は1000万を超えることも可能
- 店舗売上に応じて賞与を支給
- 今後は、海外展開(まず台湾に出店)
- 青果で有名な「アキダイ」も買収
- その他
- 現金払い(クレジットカードの手数料を削減)
- ポイントなし(ポイントカードなし)
- ネットスーパーしない(店舗に来てもらう、食のテーマパークだから)
- 飲料は冷蔵しない
- 家で作れない商品をつくる(インドカレーとか)
肌で感じていたことが、言語化されていました。
店舗・経営にストーリーを感じた面白い事例。
自宅から離れているので普段づかいはできませんが、家族で簡単なパーティーをする際に使えるスーパーとして重宝できそうだと思いました。