今年からNotionを触っておりますが、その機能なんてほとんど使えていません。
Evernoteが大変使いにくくなってしまった流れで、Notionに移った身です。
そもそも、こういうツールは「好きだけど無頓着」なので、とにかくシンプルにメモがてらに使わないと続かない性格でもあります。
そんな中、ToDoをNotionで管理したら、溜まっていく一方、まったく消化(処理)できません。
「ToDo」とは、期限のない作業で、「タスク」は期限のある作業との定義があるようです。
Notionのようなストックされていくツールを使い始めると、とりあえずストックなる性分です。
やっている気になるので。
慣れるためにも必要ですが、その気になれるが8割、9割といったところです。
なので、とりあえず頭に思い浮かんだToDoをメモしていきました。
でも、全然消化する気になれません。
時間はあるのですが。
改めて、自分という人間を観察すると「そもそも期限がない」時点で勝負はついているわけです。
期限がない、つまり自分にとって必要ない作業であり、そういうモノ・コトを徹底して排除してきた結果が今の自分なのに、その流れに抗っているだけだったと気づきました。
考え方を変えようかと思ったけど、どうしても無駄というか必要性を感じられないことへコミットメントや圧倒的当事者意識を持つことが苦手なのです。
そこでToDoを自分なりに再定義すると、「現時点で実行は不可能だけど、実行可能になったらやること」と考えました。
現時点で実行できるけど、やろう・やりたいと思えないものは、躊躇なく捨てる。
やらない。
こうやってみると、思いの外、問題は起きません。
ツールに自分の行動を方向付け・動機付けられていた醜い実践例でした。
個人的には、その日にやること、つまり「今日のタスク」をノートに書き出して、処理したら赤ペンで二重線で十分なのです。
結局は、古典的なタスク処理・ToDo処理に戻ってしまい、何も偉そうに振る舞えないけど、自分にとっては、これで十分。
そもそも複雑な仕事はしていないし、できないし、やりたくもない。
書いていたら、単に自分の能力の限界なんだろうな、とも思いました。