先週1週間ほど、「どうしようかな~」という悩み・迷いがありました。
他のことに集中できず、困った。
一定の時間をかけても問題解決できるかどうかがわかりませんでしたが、「付箋」が突破口となってくれました。
なにげない付箋
ふと、昔の雑誌を手に取ると付箋がひとつ。
自分で貼ったものですが、何に貼ったかは記憶にあらず。
見ると「これだ!」と直感しました。
悩み・迷いを解決してくれる「ヒント」というか、「答え」があった気分です。
当時、なぜここに付箋を貼ったのか、正直、目的のところはわかりませんでした。
ただ、今見返しても惹かれるものが、そこにあります。
こういう付箋が100個あった場合、こういう活躍をしてくれる付箋は1つあるかないか、でしょうか。
でも、この1%の威力があるなら、付箋は貼っておくべき。
本に折り目をつけるのもいいかもしれませんが、付箋の方が目に入るため、キッカケになりそうです。
たまたま、1冊の雑誌に1枚の付箋だったことも、今回は功を奏しました。
直感とヒト
この付箋がキッカケとなり、ネクストステップに進めました。
もちろん、1歩進んで2歩下がることが、この後起きるかもしれませんが、それはそのとき考えればいいこと。
まずは進んだことをポジティブに受け取ります。
改めて、この付箋から始まる自分の判断を振り返ると、自分が大事にしている判断基準は、直感とヒトなんだと思いました。
直感で「良い」と思えるか。
「思おう」として、正当化する自分をいかに抑止し、本当に「良い」と直感で思えるか。
そして、次にヒト。
このヒトに惹かれるか。
ヒトで選ぶ。
相性とも呼べるかもしれません。
自分にとっての大事な判断基準です。
ある領域までいくと、アウトプットやクリエイティブに差が見えにくくなるもの。
そのとき、ヒトの観点から引き戻すと、その差や背景が見えてきて、納得感につながります。
それを今回、感じました。
後悔先に立たず
このようなことを考えていたら、過去の直感を記録した本をまとめて廃棄したことを、またしても後悔することに。
後悔先に立たず、といいますが、まったくその通り。
そのために熟考しよう、といっても、当時に自分には無理だったな、と。
その判断が正しいと思っていたので。
正当化の罠にハマっていましたが、当時は一度やってみないとわからないという気持ちや、ダメなら買い戻せばいい、とリスクへの割り切りをしましたが、そもそも論点がズレていました。
モノは買い戻せるけど、直感や記録、そしてそれに投下した時間は買い戻せません。
考えればわかるようなことも、自己正当化の罠の前では無力でした。
ある種、取り返しのつかない失敗をしたわけですが、それも経験のうち。
深い学びです。
大きな傷を抱えたまま、前進するしかありません。