【仕事道具】Pen / Note

昔から文房具が好きです。

小学生のころ、近所に文房具屋さんは3店ありました。

すべて個人商店。

1店はビジネス向け、1店は学校向け、1店は子ども向け(キャラクターグッズ系)でした。

 

見る、選ぶ、買う、持つ、使う、のサイクル。

手頃な価格で、多種多様な製品を手に取れる楽しさ。

新しい製品も続々と出てくる文房具が好きです。

とはいっても、文具王的な好きではなく、ごく一般的なレベル。

 

最近は場面によって愛用する製品が違うので、そのあたりメモしておこうと思います。

 

【企画】サラサ(黒)+ニーモシネ+Vコーン(赤)

最も使用頻度が多いペンは、ゼブラのサラサです。

0.5でもなく、0.3でもなく、0.4。

書き味が滑らかなジェルボールペンです。

ホームページを見ると、15もラインナップがあるんですね。

 

ジェットストリームも、Vコーン(黒)も、ユニボールも使ったけど、サラサが一番。

 

このペンは、会社員時代から使っており、おそらく15年ほどの使用歴。

当時は、ノートだけでなく、A4サイズで印刷された紙の資料(主にスライド)に打ち合わせ中に書き込む形で使っていました。

ノートは0.4がいいのですが、資料への書き込みは文字の太さを目立たせるためにも0.5が最適で、使い分けていました。

先日、とあるクライアントさんとお話する中で、紙とペンの文化は自分(とおそらくスタートアップには)無いといった話をお聞きし、懐かしさを感じることも。

黒、赤はもちろん、青やブルーブラック、グレーも軸がカッコイイということで使っていた時期もあります。

今はシンプルに黒一択です。

 

とある大企業の方が、このサラサ0.5の赤で会議資料にめちゃくちゃ書き込んでいる姿を今も思い出すことができます。

文字も比較的丸くて、特徴がありました。

当時、自分よりも20歳近く年上だったと思います。

なかなか大変な仕事で、時間を経るごとに戦友感が出てきた記憶があります。

 

話は逸れました。

このサラサを使って企画する先には、マルマンのノート、ニーモシネ(特殊5㎜方眼罫・A4)

キャッチコピーに『書くこと、考えることが仕事を創造的にする→』とありますが、まさしくその通りだと思います。

A4、横書き、5mm方眼、方眼線の太さ・色の薄さ、紙の厚み、書き心地が最もフィットする製品です。

定価は1320円となっていますが、Amazonでは800円台にディスカウントされており、いつもこちらでお世話になっています(購入回数13回とありました)。

だいたい、6ヶ月に1冊ぐらいの使用ペースです。

 

主に

  • 1週間のToDoリスト
  • 1日のToDoリスト
  • ドキュメントの企画を整理する下書き
  • 長期のPlanning

に使用。

 

ToDoリストは、A4の1ページに2-4週間分。

ドキュメントの下書きやPlanningは、1ページにみっちり書き込みます。

後で読み返すためのノートではなく、思考を整理し、自分と対話するためのノートであり、創造の場となっています。

このノートとペンがないと仕事にはなりません。

 

ちなみにPILOTのVコーンの使い道は、完了したToDoを二重線で消すための専用ペン。

滑らかでインクもはっきり主張してくれるので、ToDoを消すのに最適です。

 

昔は、デルフォニックスのロルバーンLサイズを使っていたことも思い出しました。

今でもミニサイズは、使用する機会がなくても購入し、子どもにプレゼントしたりしています。

旅行先の店舗限定とか見ると、財布のひもが完全に緩々になっている自分がいます。

落書き帳となってしまうのですが、もはや趣味です。

 

【スライド作成】スナップパッド+マルスルモグラフ(鉛筆)

会社員時代から、スライド作成の下書きはA4のコピー用紙をポスタルコのスナップパッドに装着し、ステッドラーの鉛筆マルスルモグラフで描く習慣となっています。

昔は、大量の印刷物があったのでA4コピー用紙の裏紙を使用していましたが、今は印刷物がないので贅沢に白紙のコピー用紙を使用しています。

未使用のコピー用紙を使うことにやや抵抗感(罪悪感)があったのですが、今は慣れました。

 

A4コピー用紙への下書きは、構成を自由に変えられるので便利です。

ストーリーを考えて、下書きし、構成を整理して、細部を作り込む。

ここまでやってしまえば、あとはスライドに落とすだけです。

なお、下書きの文字や図は殴り書き状態なので、自分以外には解読できない精度かと思います。

 

もう20年近く使っているポスタルコのスナップパッド。

いい感じでクタってきており、手と身体に馴染んでいます。

別のカラーもいくつか購入して使ってみましたが、最初に購入したこの水色のスナップパッドが相棒になりました。

 

そして、マルスルモグラフ。

とにかく軽くて書きやすい。

ボールペン等と違って、かすれることがないので、思いついたことを綺麗にアウトプットできます。

鉛筆というと子どもっぽい感じもしますが、描くという行為にとっては最強のツールであることは間違いないです。

手・腕に対する負担が少ないので重宝しています。

 

【日記】能率手帳ゴールド+サラサ(黒)

毎朝の3-4行日記に活用している能率手帳ゴールド

羊の革が優しく、触れた感じが気持ちいい。

紙も裏写りしにくく、パーフェクトです。

 

左ページのdairyの部分に体重、起床時間、就寝時間、1日の日記(3-4行)を書きます。

右ページのweeklyの部分に、1週間の振り返りをKPMで。

 

Keepが少なかったり、Problemが多かったり、その逆もあったり。

本来はKPTの「Try」ですが、週次でTryをアウトプットするのも堅苦しいので、気づいたことをMemoするようになりました。

それでKPM。

 

 

この手帳は時々読み返します。

1年前何をやっていたのか?

3年前は?

あの時期どういう気分だったのか?

まとめて読み返すと、気づきを得ることもあります。

単純に思い出にふけり、楽しんでいるだけかもしれません。

気が付いたら8年続く習慣になっていました。

 

この能率手帳ゴールドを使い始めたキッカケは、無印良品の社長さんの本。

手帳にその日の天気・気温を毎日書いており、その記録を見ながら店舗の来店や売上等を考える材料にしていた、みたいな内容が印象的でした。

当時、手帳に迷っていた時期だったので、この本をキッカケに試しに使ってみたことを記憶しています。

手帳としては相対的に価格は高いですが、その価値を十分に感じさせてくれる品物です。

 

【メモ】モレスキン+モンブラン

主に出張や外出時、メモを取る際、モレスキン(ポケットサイズ)を使っています。

ハードカバーなので、デスクでないところでも書きやすい。

デザインはもちろん言うまでもありません。

 

紙質的に裏写りしてしまうので、水性ペンやジェルボールペンとの相性はいまいち。

色々とペンは試した結果、今はモンブランのボールペン(スターウォーカー ブラックコスモス プレシャスレジン)に落ち着きました。

 

デザインがカッコイイ。

書き味も悪くない。

 

購入を迷っていましたが、丸善丸の内で試し書きさせてもらい、「限定品で最後の1本です」と言われて即決。

巡り合わせと正当化させました。

趣味の世界です。

 

今は買って良かったと、とても満足しています。

 

個人的にペン先は「細」が好みで「F」が基本ですが、このボールペンに限っては「M」がちょうどいい。

手が小さいの軸径も基本的に細いタイプを好むのですが、このボールペンは極太。

でも、このペンに限っては厭らしさがないというか、スッと握れて、サッと書ける感覚があり、気に入っています。

外出用&モレスキンということで、太軸がマッチしているのかもしれません。

 

Amazonで買ったペンホルダーに装着すると、モレスキンとボールペンのサイズがいい感じに重なります。

フィット感も問題なく、思考を補助するツールとして存在感を出してくれています。

 

【読書】ゼブラ蛍光マーカー(黄色)

 

本を読むとき、気になったところに線を引く人間です。

そのときに使うのが、黄色の蛍光ペン。

ゼブラ 蛍光ペン オプテックスケアです。

 

高校の世界史の教科書にこのマーカーで線を引いていました。

当時は黄色とオレンジだったような。

 

今は、黄色を愛用しています。

以前、箱買い(10本)で購入したマーカーがなくなったので、今年の夏に再購入しました。

本(主にビジネス書)を読む際、マーカーがないと気持ちが落ち着かないので、大量に配置しています。

デスクの引き出しに2本、書斎に1本、寝室に1本、外出用のバッグに1本、車の中に1本。

 

仕事のために本を読みますが、線を引くと自然と頭の中に定着されていくような感覚があります。

線を引くという行為そのものが集中力にもつながり、読書のお供として欠かせない存在です。

 

Share this…