妻の紹介で鍼灸院に行ってみました。
1週間前の話です。
鍼灸院が初めて、ということでもありますし、マッサージなど身体のケアそのものが初体験でした。
先生と10分ほど会話し、状況をお伝えします。
「身体触りながら診ていきましょう」ということで、早速診てもらいます。
不思議なオーラをまとった先生です。
お腹、心臓、手首(脈)、足、そして再度、お腹。
全体的に、満遍なく良ろしくないようで、よくわかりませんが話を聞くだけで怖くなりました。
そんなにヤバいの。。。
膵臓と肝臓が動いていないらしく、消化が進まないので疲れも取れない。
「これじゃお腹空かないでしょ。」
「ご飯は食べてますけど、、、」
「惰性で食べてるだけかな」
「、、、」
嫌な気分にはなりません。
言われてみると、その通りだな、と妙に納得してしまうのです。
「頭も回っていないよ」と、はっきり言われました。
あぁ、今回ってないんだな、とこちらも腹落ち。
処置はすべてお任せして、自分は横になるだけです。
「鍼、やりましょうか」と言われて、「よくなるのであれば」なんて偉そうに言えません。
恐縮しっぱなしでお願いします。
足裏に鍼が入ったようですが、まったく気づきません。
感覚が何もない。
ただ、足がドクドクしている、ムズムズというか、電気が走っているようで微妙に微動してしまいます。
緊張。
そして、その後、手のひらに鍼。
ここはさすがにわかりました。
チクリと、痛みを感じます。
「俺は、今、何をしているんだ。」が心の声。
「病人みたいだなー」と自分と会話しながら、心地よく寝そうです。
「うん、(内臓が)動いてきた」とお腹の部分を触れながら言われて、施術が前進していることを理解します。
次に首回りのマッサージをして、首にも鍼をさします。
右、次に左。
もう訳がわかりません。
「よくなってるでしょ?」
「ハイ」と答えます。
悪くはなっていないし、よくなりそうな予感は強く感じます。
40分ほどで施術は終了。
深いため息が、無意識に出ます。
このため息、これまでの疲れやら不安やらストレス等が流れ出ていく感じがします。
たっぷりと流れ出ているイメージです。
身体の中の膿?ゴミ?が流れ出ていく感覚で、また怖くなってきました。
ただ鍼灸院でケアしてもらっただけで、いつから自分はスピリチュアルになったんだ、と自問自答してしまう点が、経験の幅の狭さだし、先入観の強い人生だな、と自分がアホに思えてきます。
それから、1週間。
だいぶ体調がいいです。
今までが悪かったんだ、と自分で気づけるほど。
鍼って効くんだな、と素直に思います。
そこそこの症状だったので、効果を感じやすい状況だったのかもしれません。
上咽頭炎の治療(Bスポット治療)、鍼治療、42歳にして初めて身体に気をつかっている自分に気づきます。
何事も我慢してきたツケが今回ってきたようです。