扁桃腺手術、6ヶ月弱経過までの話

扁桃腺手術から6ヶ月弱(5ヶ月半)が過ぎました。

扁桃腺を手術することを決めたブログを5月に書きました。

そして7月に手術し、その手術記と1ヶ月経過までの記録もブログに残しました。

 

扁桃腺を手術することを決めたブログ

 

扁桃腺手術の記録(術前から術後1ヶ月まで)

 

年末の良いタイミングなので、手術1ヶ月後から5ヶ月後までの記録を残しておきます。

結論、5ヶ月半が経った今、まだ喉の違和感は残っていますが、扁桃腺を起因とする体調不良はほぼ無くなりました。

 

手術1ヶ月後(2024年8月ごろ)

7月12日に手術をしてから1ヶ月経過したタイミングで、生活は通常に戻ってきました。

ただ、上記のブログでも書いたとおり、1ヶ月経過したタイミングで味覚障害が出ました。

ドラッグストアで買ったビスケットサンドを食べても、ほぼ味がせず、甘みを感じません。

結構、衝撃的で、このまま味覚なくなったらヤバいな、なんてネガティブに考えました。

味の濃いものを食べると、それなりの味は感じるものの、以前よりは味が薄いと感じます。

痛みはありませんが、相変わらずの「のどの違和感」と味覚障害が続いたため、やや不安になりました。

 

手術2ヶ月後(2024年9月)

のどの違和感と味覚障害が気になり、症状も続いたので、手術してもらった先生に診てもらうことにしました。

手術から70日が過ぎたタイミングです。

先生から言われたのは、主に3つ。

  • 傷口はキレイになっているので安心、出血のリスクはない
  • 味覚障害が1ヶ月後に出るのは珍しい、遅れてやってきている感じ
  • のどの違和感は、まだ続くはず。半年から1年ぐらいは違和感と付き合う

 

自分の中で、のどの違和感は1-2ヶ月ぐらい消えるように勝手に解釈していたので、6ヶ月から1年と聞いて気持ちが楽になりました。

扁桃腺手術に関するブログを色々と読んでいたのですが、だいたい術後1ヶ月で「普通に戻った」「回復した」みたいなことが書かれていたので、勝手に自分もそれぐらいからと思い込んでいた節があります。

 

また味覚障害は、結論、自然に解消されるのを待つしかないのですが、「亜鉛」の入った食材をすすめられたのと、亜鉛を含んだ薬を処方してもらいました。

本来は胃潰瘍のときに飲む薬のようでした。

 

 

あと、9月の初旬から運動(ランニング)を再開しました。

8月中はやや手術の影響が怖かったのと暑さもひどかったのでお休みし、9月から再開。

3キロぐらいから再開して、5キロ、7-8キロへと距離を伸ばしていきました。

ランニングする上では、特に問題ない状態になっています。

 

手術3ヶ月後(2024年10月)

10月に入り、味覚障害がやや落ち着いてきて、甘みも少しずつ感じるようになってきました。

ただ、喉の違和感、具体的には「つっぱり」というか、「しびれ」というか、が残っています。

どうしようもないほどの違和感ではないのですが、気にはなります。

 

10月中旬、自分の不注意で身体を冷やしてしまい、そのまま風邪をひきました。

このとき、久しぶりに喉を腫らしてしまい、熱も出ました。

扁桃腺を手術する前だと、だいたいこの状態が5-6日続くのですが、今回は1‐2日程度で収まりました。

一方で、今まで「喉」に来ていた症状が「鼻」に来ている感覚があり、鼻の症状がひどかったです。

これも手術による影響かもしれません。

 

手術4ヶ月後(2024年11月)

11月は、子どもの風邪をもらってしまい、なかなか治らず、さらに悪化していきました。

結果、家族全員がやられました。

自分も熱から始まり、咳になって、鼻水・痰もひどくなり、気管支炎のような症状になりました。

お医者さんで薬を処方してもらって対処したものの、結局1ヶ月ほど咳に悩まされました。

 

この風邪の症状でも喉の痛みはほとんどなく、体調不良の中身が確実に変わってきたことを実感しました。

どちら(喉 or 咳/鼻/痰)がいいという話ではありませんが、喉をやられると会議で喋る機会の多い仕事ゆえ、本当に困ることが多かったので、その点は気持ち的に少しは楽になったと思います。

 

手術5ヶ月後(2024年12月)

もうすぐ半年が過ぎようとしていますが、結論、喉の違和感は残っています。

ただ、12月でだいぶ乾燥しており、その影響も強く受けています。

 

生活に支障をきたすレベルではありませんが、仕事で話す(喉を使う)機会・時間が多いと、その違和感が強くなる点は気になります。

 

味覚障害についてはだいぶ落ち着いてきて甘味は感じるようになってきました。

こちらも生活に支障をきたすレベルではありませんが、食事の後半になってくるとやや味の感覚が鈍っているように感じなくもない、というやや抽象的な感覚があり、これが手術の影響かどうかはよくわかりません。

以前との違いはぼんやりと感じていますが、因果関係かどうかはわかりません。

 

手術から5ヶ月が過ぎて、もうそろそろ半年になるタイミングで振り返ると、手術をしたことで一番良かったことは「喉が痛くなるかもしれない」と不安になることがなくなり、さらに不安の後に実際に喉が腫れて体調不良になって落ち込むというメンタルダメージの繰り返しがなくなったことです。

今年の前半は、このメンタルダメージが自分の思っている以上に負の影響を与えており、仕事にもプライベートにも大きく影響していました。

この負の影響がなくなり、ある意味、生活が「普通」になってきたことは自分にとって大きな前進です。

 

喉の違和感は残っているものの、手術に踏み切って良かったと思うのは、自分的にもバイアスがかかっていると思うし、正当化したくなる気持ちも当然だと思います。

この違和感が術後1年ぐらいで消えてくれればなーというのが今の本音であり、気にしないレベルになれば、本物の満足感に繋がってくると思います。

 

扁桃腺手術に関するたくさんのブログを読みましたが、だいたい1ヶ月経過ぐらいで記事は終了しており、最長でも6ヶ月経過のタイミングで「普通に戻った」という感想が発信されていると認識しています。

自分は、まだ完全に「普通(=以前と同じ)に戻った」とまでは言えないので、もう6ヶ月ほど経過を見ながら、ブログにも記録を残していきたいと思います。

 

来年の春(4‐5月)ぐらいの温和な季節になったタイミングで「普通に戻った」と言えてるといいかもしれません。

 

 

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