個人と法人、両方の来年の予算を策定するにあたって、家計簿を振り返っています。
改めて調べると、2022年6月から家計簿をつけており、2年7ヶ月が過ぎていました。
現在は習慣の1つとして、運用できています。
もちろん、スプレッドシートです。
どんぶり勘定から抜け出す
家計簿をつけるようになった理由は、どんぶり勘定から抜け出すことでした。
恥ずかしながら、自分自身、カネ勘定はできていると思っていましたが、思ったようにお金が蓄積されず、思いがけない出費が起きる度に、「あれ」となっていました。
本を読んで家計簿について学び、実践したところ、自分の感覚・思っていたのとは違うお金の流れがそこにはあり、「あ、これがどんぶり勘定ってやつか」と気づきました。
どんぶり勘定で、これまでうまくやってきたなとも思いましたが、本当はもっとうまくできたということです。
当時、ブログにもこんなことを書いていました。
家計簿を運用する
今は朝のルーティンとして、前日使った分をスプシに入力しています。
クレジットカードの明細もスマホで見て、スプシに転記。
毎月の入力シートがあり、それを年間シートに取り込み、1年の実績を一覧化しています。
1ヶ月が締まったタイミングで収支を見て、振り返り、財産目録を更新して、お金の流れを定量的に見える化しました。
費目は、大きく分けると
- 生活費
- 固定支出
- 変動支出
- 戦略投資
- 特別支出
- 自分費
- ふるさと納税
- 経費
です。
2年7ヶ月の運用を経て、この8項目になりました。
さらに、この項目の中に小項目が分かれます。
- 生活費:8項目
- 固定支出:22項目
- 変動支出:3項目
- 戦略投資:5項目
- 特別支出:5項目
- 自分費:2項目
- ふるさと納税:1項目
- 経費:17項目
こう見ると、固定支出が多いです。
貯金や税金、子どもの習い事、学校の積立金、コンタクトレンズの定期便代など多岐にわたりますが、2年7ヶ月の運用を経て項目は固定化できました。
あとは、入力するのみです。
運用の中で難しかったのは、特別支出で、ここは今でも細かい調整をしています。
レジャー関連、外食、医療費、イベント関連、その他全般(野球用具、文房具、衣類、コインランドリーなど)が入ってくるので、必要に応じて都度項目を設定して運用します。
2年以上やっていると適正予算が見えてくるようになり、実績との差分を使って改善もできます。
そうすると、翌年の予算設計も今年の延長でできるメリットがあります。
また、大幅な予算変更(大きな買い物)を強いられる場合、3ヶ月前や半年前ぐらいから準備できるようになります。
経験値が貯まっていくほど、効率・効果が上がっていることを感じます。
自分はこういうのが好きだから継続できていると思います。
個人と法人は、ミックスして運用
上記の項目の中に「経費」があります。
これは法人としての経費も、この家計簿に入れて運用していることを意味します。
法人は、税理士さんと公式な記録を取っているものの、マイクロ法人なので総合的な観点で家計管理をしたいので、経費も入力するようになりました。
ただし、経費は法人売上内で経費精算されるため、実際に毎月見ている数字は経費を除いた収入と支出です。
12月中、もしくは年末年始の休暇期間で25年の予算をつくり、あとは粛々と実行するのみです。
このシステムを実践すると、どんぶり勘定は解消されます。
毎月の振り返りで異変には気づけるので、何となく、で進むことはないようになりました。
来年で運用3年になりますが、今のところ大幅な変更は必要なさそうで、日々のチューニングで問題なさそうです。