「ボールを持たない」という仕事術

意識して実践していることに、ボールを持ち続けないということがあります。

すぐにやるということです。

 

見積もる

仕事を依頼されたら、その瞬間にどれくらいの時間がかかりそうか、を見積もります。

別にリサーチが必要か。

アウトプットで事足りるか。

期待水準と目指す水準はどこか。

納期は?

 

リサーチが必要な場合、そのリサーチにどれくらい時間をかけるか。

すべて時間単位で見積もります。

1時間なのか、2時間なのか、3時間なのか、それ以上か。

 

打ち合わせ中であっても、この見積もりは即実行します。

1-3分あれば、初期仮説は出来上がると思います。

 

すぐにやる

着手できそうであれば、すぐにやる、を選択します。

理由は

 ① 記憶が新鮮なうちにやる方が効率的

 ② 依頼を抱えることで身体が重くなる

 ③ 相手も喜ぶ

からです。

 

あまりにもすぐに対応し過ぎると、「深く考えていないのでは?」「適当に処理したのでは?」と逆にネガティブに受け取られてしまうかと懸念する方もいるかもしれません。

事実、そのように思う方もいます。

しかし、そのような方と一緒に働かなければいいだけ。

個人が悪いという話ではなく、関係性(相性)が良くないということです。

そんなときは、素早く立ち去ります。

 

余白が必要

すぐにやるためには、時間の余白が必要です。

ギューギューに詰め込んだスケジュールの中で、すぐにボールを返すことはできません。

スケジュールが詰まっていると、他のスケジュールとの調整が必要になるかもしれず、ドミノ倒しのように繁忙が迫ってくる可能性もあります。

 

すぐにやることがなければ、その余白は別のこと(インプットとか)に使えばいいだけで、この余白があることでタスク処理やスケジュール調整がスムーズに進んでいくことを実感しています。

なるべく同じ時間に、同じことを実践することが自分には合っています。

同じことと言っても、同じ「動作」をするのではなく、同じように「チャレンジ」することを意味しています。

ルーティンとニューの時間を分けて、定例化することで新しいことに挑戦する機会をつくり出します。

 

自分が対処すべきオーダーに対して、即Yesが言える状態をつくることは、1つの営業戦略かもしれません。

身軽に動くことは、印象的な特徴になると思います。

 

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