人が成長するポイントを、自分なりに考えてみました。
日々のルーティン
毎日、コツコツと、面倒でも実践できることで目に見えない水準で成長していきます。
本を読む、作業する、コミュニケーションを取る、など毎日少しでも前進させることで複利のように後で効果が出てきます。
現場を離れると、この訓練がなくなって実践的な価値を提供できなくなると感じています。
生涯現役は難しいですが、現役として実践知を提供できるようになっていきたいです。
リスクテイク
自分への応援かもしれませんが、リスクを取るときの準備と判断、そしてその後の実行が成長をもたらすと感じています。
大きなリスクから小さなリスクまでありますが、時には大きなリスクも背負って対処することが自分の殻を破るには必要です。
ピンチはチャンスではなく、ピンチこそチャンスです。
ピンチに無防備で挑むのは、単なる無謀ですが、ピンチに対して120%の準備を施すことで階段を一段上がっているイメージかもしれません。
臆病者の気持ちで、慎重に細心の注意を払って前進します。
やるかやらないか、ではなく、やると決めて準備に入ります。
小さいリスクでは失敗を許容し、失敗から学びます。
大きなリスクでは失敗は許されません。
90%の勝率を勝手に思い描いて進めるしかありません。
失敗からの学び
やはり失敗から学び、そこで振り返り、改善を考えて実践する。
このプロセスを経て、人が成長しているといえるのだと思います。
失敗がなく、成功だけであれば、それは既存の能力・姿勢で対処できたこと。
同じことの繰り返し、つまりルーティンとしての成長も必要ですが、これでは延長線上の成長であり、どこかで停止してしまいます。
ルーティンで小さな成長を遂げ、リスクテイクして失敗から学び、改善サイクルを回して延長線ではない成長を描く。
そして、とくに大きなリスクを背負って、120%の準備を回すことで次のステージに上がっていくようなイメージでしょうか。
常にバランスよく、この成長機会を自ら創出できているのか、を考えなければいけません。
でないと、ルーティンと小さな改善しか取らなくなってしまい、平凡な価値を真剣に提供するパーソンになってしまいます。
大きなリスクもときには必要だと、自分に言い聞かせておきます。