週1回もしくは月1回のお打ち合わせを通じて、コンサルティングの価値を届ける

弊社の人事コンサルティングは、基本的に自分が制度設計にハンズオンし、導入・運用まで伴走してきました。

その形は変わっていません。

ただ、最近、提供価値の変化に伴い、お打ち合わせの形が変わってきました。

自分の整理のためのメモです。

 

週1回のお打ち合わせ

自分の方でアジェンダを設計し、スケジュールを切って、プロジェクトを回していきます。

週1回、60分のお打ち合わせ時間を最大限活用し、議論を詰めていきます。

等級要件や評価シート、運用スタイルなどすべてのアウトプットをお打ち合わせの中で確認し、1つ1つ同意を得ながら進めていきます。

毎週●曜日の●時と曜日と時間を固定化して、定例化します。

自分の中で、水曜日はA社、木曜日はB社とリズムをつくって、思考をコミットさせます。

 

クライアントにお願いしているのは、この週1時間は、人事にコミットしていただくこと。

その他の時間は、経営や事業に集中していただきます。

 

週1時間をセットできると労務系のトラブルや採用系の突発的な議論にも柔軟に対応できるのも利点です。

 

月1回のお打ち合わせ

今まで月1のコンサルティングサービスは提供していませんでしたが、最近、この形ができてきました。

今までやってこなかったのは、月1時間のお打ち合わせでは自分として価値を届けるのが難しかったため。

「月1でもいいので」というお声がけを受けても、自分として納得できる価値を提供するのが難しいと考えていたため、お断りさせていただいていました。

 

ただ、最近、その状況が変わりました。

自分の本を読んでくださって、実際にその本を参考に制度設計を進めて、導入までに至ったケースです。

クライアントの内部リソースで試行錯誤しながら制度設計したものの、導入や運用のタイミングで迷いや相談事項が生まれていたという状況です。

このケースでアドバイスすることは月1でも可能だと判断しました。

出版を通じて、仕事の幅が広がった実例です。

 

顧客からのフィードバックが嬉しい

本を読み込み、実際に制度設計まで実行しているケースなので、そこで出てくる質問あは実践的であり、自分にとっても大いに学びです。

自分の書き方が良くないなとか、こういうケースにはオプションを出した方がいいのか、といった現実的に振り返りさせてくれるのが、顧客からのフィードバックです。

一人でやっているとフィードバックの機会は少なくなっており、自分にとっての悩みでした。

ただ、こうして本を読んでくださった方は、質問という上質なフィードバックを提供してくれるため、本当にありがたいです。

 

フィードバックがなければアンラーンもできないし、進化もできません。

正解のない人事領域では、引き出しの数を増やし、何度も失敗と成功を繰り返すことでポジションを取れることが出てきます。

それは長い付き合いの中から見えてくることもであります。

何千社といったクライアントケースは必要ではなく、自分にとって濃い数十社があることが自分にとってのコア知見になってきます。

 

今も進化の途上で、コアを磨き続けています。

 

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