資料作成は、ラストに近づけば近づくほど、順調に進まなくなってしまいます。
自分の場合、他のことをやってしまったり、、、
お菓子を食べたり、外を眺めたり、洗濯物を取り入れたり、畳んだり、掃除機を回したり、お茶を飲んだり、、、
なぜ、ラストワンマイルが片付かないのか。
その理由と対策を考えました。
疲れる
例えば、資料作成に4時間かかったとします。
はじめの1時間と終わりの1時間で何が違うのか。
疲労の度合いです。
3時間が経過した時点でヘトヘトになります。
頭に中で汗をかいて、息切れ状態になっています。
だから、ラストワンマイルが大変であり、完了させるのが難しいのです。
あと、もし先送りの癖があると、より大変さが増します。
「この1ページは後でつくろう」とか、「これは最も難しい部分だから、最後に回そう」とか、「ここデータを見に行かないといけないから(面倒だなー)、後に回そう」とか。
これを1回許すと、2回3回と続き、最後の1枚が最後の2枚、最後の3枚となってしまい、永遠と仕事が終わらない事態に陥ります。
そして、先ほど書いた通り、疲れがたまってきているので、最後の2ぺージが本当につらくなります。
ここで、これは明日にやろう、と先送りしてしまうと、また翌日にイチから脳のセッティングが必要になり、無駄が生じます。
何度こうした失敗を繰り返してきたことか、、、
順番を決める
対策として、まず初めに着手する順番を決めます。
プランニングです。
構成を考えて、手が止まりそうな分析やリサーチは事前に対応するか、人に任せるか等して、資料を仕上げる前に下準備しておきます。
この下工程のプランニングが大事です。
いざ仕上げようという気持ちに対して、結論のために必要な分析やリサーチは、勢いに水を差す行為です。
順番を決める際に、頭の中で結論も整理しつつ、こういう流れで、こういう質疑で、こういう落としどころで進めようと仮説をつくります。
正直、ここまでできれば全体の6割程度は完了したようなものです。
順番通りに一気に進める
実際に仕掛かりに入る際、一気に仕上げるだけの時間があるかないかが大事です。
細切れで何回かに分けて仕事を片付けるのは筋に悪い方法。
一気に仕上げていきます。
その際、決めた順番通りに粛々と捌いていきます。
「これ面倒だな」「ここ思ったのとちょっと違うかも」「これなんだっけ?」という迷いや疑問が生じたとしても、基本的に決めた通りに進めていきます。
先送りすれば、それだけ脳と手が疲れた状態で対処しなければいけません。
疲れを感じないように、淡々としてペースをつくり、そのペースを大事にしながら、粛々と片づけていきます。
完了できれば終了、完了できなければ継続。
「明日に回そう」という選択肢はありません。
「明日に回そう」にする場合、とりあえず今日の分を完了させるところまで片づけます。
中途半端にはせず、自分に課した約束は果たします。
このルールを守れば、わりに気持ちよく資料作成に向き合うことができます。
何度も失敗を繰り返してきた自分なりの経験値ですが、今はこのやり方を守るべき日々奮闘しています。
もちろんできない日もありますが、、、昨日は実行できました。