改めて、振り返ってみました。
考え始めると、コンサルタントらしく3つありました。
マーケティング
自分を知ってもらい、営業活動につなげるためです。
紹介のみのチャネルを改善し、ダイレクトの道を開拓するためにブログを始めました。
営業が苦手・不得手なので、少しでも営業せずとも独立を維持できる手段でもあります。
結果として、ブログが出版につながり、営業活動を加速できました。
ブログは一見古い手法かもしれませんが(自分が当初思っていたことです)、「意見を届ける」という目的を果たせれば、手法にこだわる必要はないし、自分のような面倒くさがりにとって取り組みやすいブログは適した手法だったと思います。
あと、仕事以外のプライベートなこともブログに載せることで「自分」を知ってもらうようにも務めています。
仕事は相性が大事なので、この人ならお願いしたいと思っていただくために、自分から情報を発信するようにしています。
いざお会いして、イメージ・印象が違っていたという場合、お互い時間の無駄になってしまうので、そのような無駄が発生しないよう努力しています。
知見の共有
紹介などでお声がけいただく機会が増えた一方、ひとり起業ゆえ、リソースが追い付きません。
泣く泣くお断りすることも多くなってきた中で、少しでも貢献できればという思いがありました。
また、スタートアップという環境で人事制度の設計・運用に取り組む中で、たくさんのことを学び、成長することができました。
40歳近くになってくると、こういった偶然に「感謝」が芽生えてくる時期です。
この貢献と感謝に後押しされて、知見を幅広く共有したいという意欲が出てきました。
マーケティングの目的とうまく合致して、ブログで発信しようと思い立ちました。
何となくこういったことをやりたいな、と思いながら、実際に着手して習慣化するまで、約3年ぐらいかかりました。
3年かかった理由は、単純に忙しくかったこと。
クライアントとのジョブ(プロジェクト)で時間がない中、新しくブログをやろうと決めても継続が難しい。
どうすればできるのか、を考えていたとき、ジョブを少し減らすこと、ブログをやるなら週1とかではなく、平日毎日にして習慣化すること、が解決策となりました。
時間をつくって、習慣化に取り組む。
3年かかりましたが、おそよ2年半の継続につながっています。
成長
書くことによって、思考を整理することになり、結果として自身の成長につながると思いました。
実際にブログを書き始めると、うまく書けない。
思考が整理されていない部分もあれば、語彙力・文章力の問題もあるし、「これ、書いてもいい?」という迷いも出ます。
自分は、昔から作文が苦手(苦手なことが多すぎて得意なものは何なんだろうか)で、どうやって書けばいいのか、がまったくわかっていません。
書くにあたって意識したことを振り返ると、3つのことが思い浮かびました。
- 役に立つこと、実践的であること(使えないことは書かない)
- 誰も読んでいないと思って書くこと
- 人を傷つけないこと
「2. 誰も読んでいないと思って書くこと」は、何かの本を読んで知ったことですが、こう思うとスラスラと書けるとのこと。
1 や 3 と矛盾する内容ではありますが、ブログのネタに悩んだ際に今でも意識することです。
2年半ブログを継続したことで感じるのは、ブログはひとり起業における自己成長の仕組み化だということです。
誰にお願いされて書いているわけではないですし。
自己鍛錬の場であるという認識ができてきました。
そういう意味では、今後も継続することが必要だし、もしやめるときは成長の手段に関して別のオプションが見つかったときかもしれません。
今のところ、そのオプションは見えていません。