「時間が余ると、余計なことを考えてしまい、不安になる癖がある」と気づいたら楽になった

ふと仕事に余裕が生じ、時間が余っても余暇に時間を使うことが苦手です。

先回りしてできることを探して、将来に楽をしようと考える癖があります。

あと、こういうときだからこそ、余裕をもって先(将来)のことを考えておこう、と思索することも多いです。

 

自分には、仕事や独立について気軽に相談できる人も深く相談できる人もあまりいないため、自分一人で対応するしかありません。

こういったひとり仕事は、わりに好きなので苦ではないです。

 

ただ、いつのときか気づいたのですが(おそらく独立して7-8年目)、自分が不安になるときは、この思索の時間だなと。

つまり、将来のことを考えると「ん、これ大丈夫か?」「あれ、やっておいた方がいい?」「ここ見えてなかったな」などと予期せぬ穴が見つかるわけです。

そうすると、何となく不安になってきます。

これは悪い癖です。

 

さらに考えると、このような不安は時間が余るとき、誤解を恐れずに言えば、「暇なとき」にこそ、出現してくるということです。

この構造に気づけたことは、独立を継続していくために、とても大事だったと思います。

 

なぜなら、不安な気持ちになったとき、それは本当に将来がヤバい状況ではなく、単に暇なんだと思えるようになったからです。

「ヤバい、ヤバい」と負のスパイラルに入っていく前に、「あー、今、暇なんだなー」と楽観的に捉えられるようになりました。(人によって暇の感覚は異なりますが、、、)

 

ひとり起業では、メンタルを健全に保つことが大切です。

余計に焦っても自分を追い詰めるだけだし、逆に余裕たっぷりで先のことを楽観視することも良くない。

適度な緊張感と誠実な心構えで、冷静に仕事に向き合うには、過度な不安を取り除かなければなりません。

そんな不安をうまく消してくれるのが、「あ、今、暇なんだ」という魔法の心の言葉。

 

この言葉をかけると、「さっさと仕事しよう」と前向きになれたり、「今は休もう」と踏ん切りがついたり、と次の行動に移りやすくなります。

以前の自分は、ここで沼にハマり、もっともっと不安になるような分析とシミュレーションを繰り返していきました。

この不安を突き進むプロセスのすべて問題だったわけとは思いません。

慎重にリスクを分析し、打ち手を講じることができた部分もあるはず。

ただし、メンタルは削られます。

 

何事もバランスが大事です。

 

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