転勤の現実

知人の話です。

転勤が決まったらしい。

西日本から東日本への転勤となる。

今の土地には、5年ほど居ただろうか。

 

住む場所を変えることの影響度合いは、自分も強く理解している方だと思うが、自己判断ではなく、会社判断による移動は経験がないので、正直まったくわからない。

 

驚くのは、スピードです。

今から1ヵ月半で移動するとのこと。

単身ならまだしも、配偶者も子どももいる。

子どもも小さいわけではなく、そこにコミュニティがある。

 

素敵な新居は、見つかるのだろうか。

今くらい素晴らしい学校は、あるのだろうか。

子どもは、どう感じるのだろうか。

 

リモートワークが普及し、働き方が変わったといわれる今日であっても、こうしたスタイルは旧態依然であることを間近で体験させられる出来事でした。

企業に勤める主要デメリットは、家族や生活にとって、どれほど影響をもつのでしょうか。

N=1でしかないものの、いかに会社が「人」とその「背景」のことを考えずに人材マネジメントをしてきたか、その慣行を変えることが難しいのか、を垣間見ている気がします。

  

私は、こういう状態に対して、当事者に関係なく、怒りしか感じません。

人が尊重されない文化、制度を持つ組織・空間で、人が仕事という行為をしている状態に怒りを感じる。

自分勝手に感じている怒りではあるが、、、

 

役員とかが、1ヵ月半でポジション外れてくださいって言われたら、どうなるんだろう。

 

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