5月も今日で最終日。
5月だけでなく、1‐5月の振り返りをした際、最近のモヤモヤがだいぶ晴れたのでメモしておきます。
2月の出産に向けて仕事をセーブした
去年の10月ごろに遡ります。
翌年の2月に出産を控え、家事や育児を自分で担当するため、仕事を少しセーブすることにしました。
朝夕の保育園の送り迎えに合計2時間、掃除、洗濯、食事の準備など家事をやって、子どもたちの野球やら習い事の送迎など時間が必要でした。
1月から徐々に分担し、2月の出産前後から家事・育児のウエイトが半分を超えました。
世の中でいう「育休」とは違いますが、ひとり起業(正確には、ひとりで起業して今はスタッフに支えられている状態)にとって、仕事を完全に休むことは「したくない」ので、半分仕事、半分家事育児の状態が「育休」を取得したこととほぼ同義だと理解しました。
2月は、それ以前と同じように仕事をすることはできず、3月から少しずつリズムを取り戻していこうとしました。
3月、子どもの付き添い入院
そんな矢先、子どもがウィルス性の胃腸炎で入院することになり、自分が付き添いしました。
入院前、病院に駆け込んだり、看病したりで、それこそ仕事どころではなく、その横では新生児が泣いては寝ているわけでドタバタしています。
逆に入院したことで、病院で安心して(落ち着いて)仕事に集中できるようになりました。
出産の件で仕事をセーブしていたことも、この時期を乗り越えられた要因かもしれません。
退院後、4月からの学校準備があったり、帰省もあったりで忙しい時期が続きます。
4-5月は体調不良で落ち込む
4月に入り、心機一転と行きたいところでしたが、中旬ごろに喉から来る体調不良で、ペースダウン。
仕事の波に乗り切れない中、5月のGWにも喉をやられます。
病院を変えて専門医にも見てもらったところ、手術の可能性について言及されました。
次、体調不良が続いたら手術だな、と考えていたら案の定、翌週も喉が腫れます。
結果、総合病院で手術をすることに。
手術の予定が組まれた時点で、思いのほか気持ちは晴れていました。
何となく仕事に乗り切れていない気分で、体調不良もあるし、でも子どもは可愛いし、やることはやっているけど充実しているのかどうかはわからない。
インプットの時間を確保し、その成果は感じているものの、「もっと」という感覚が常に小骨が刺さっているようにありました。
まず、稼働時間を確認した
月次で稼働時間は見ているものの、少し長めに期間を取って確認。
去年の6月から今年の5月まで1年の数字をグラフで見ると、12月から2月にかけて時間がヘコんで、3月から少しずつ上昇。
グラフを見て気づいたことは、2月にかけてセーブしていった時間感覚が、5月の今も続いているように自分自身で捉えていたこと。
ただ、グラフを見れば3月から時間は上がっており回復傾向にあります。
この回復傾向が付き添い入院やら体調不良やらで感じにくくなっており、実態と感覚のズレを生み出してモヤモヤにつながっているとわかりました。
育休復帰宣言を自分にしていなかった
こんなことを、あれこれスプシをいじりながら考えていたところ、「そもそも」と改めて考えると去年の10月ごろから出産に向けて時間を割り振っていく中で、ある種、仕事をセーブする「育休」宣言を自分と家族にしてきたものの、復帰宣言はしていなかったということに気づきました。
会社における育児休業であれば、始まりと終わりをセットで考えますが、ひとり起業の自分には、そんなルールもプロセスもありません。
自分で自分を管理しないといけない中で、終わり、つまり育休を終えて復帰することを自分に言い聞かせていなかったという事実がありました。
「そんなこと、形だけでしょ」と思う気持ちがある一方で、ひとりで仕事をするには「形」が大事で、形を意識しないと無意識にモノゴトが進んでしまい、気づかぬところで足をすくわれることがあります。
今回は、まんまとそれにやられていました。
正直、このことに気づいて、一気にモヤが解消していき、気持ちがスッと落ち着いたのは事実です。
言葉にしたことで自分の気持ちや状態を客観視でき、今の問題を直視することができました。
なので、5月末をもってひとり起業なりの育休は、ひとまず終わり、心身のバランスを取ってリスタートすることを自分に宣言しました。
本当なら4月末ぐらいで、この気づきを得ていたらちょうどよかったのかもしれません。
3ヶ月ぐらいで。
ただ、そのときは体調不良でそこまで視野を広げることができなかったと思います。
1ヶ月遅れで気づけたことは良かった。
やはり振り返りも時間を確保し、言語化することはひとり起業にとってマストです。
これをやらずに仕事だけやっていても、前進はないと強く理解できました。