「不利益変更だからできません」と語るときは注意が必要です。
なぜ、できないのか?。
不利益変更とは、そもそも何か?
法律は?
判例は?
会社の状況は?
本人の気持ちは?
将来に見通しは?
代替案は?
問題は?
理想は?
課題は?
その本質を理解して発言しているか否かを、必ずフィードバックしてあげることが大事です。
フィードバックしないと改善しません。
自分も薄々感じています、これじゃダメかもと。
その際「足りてない」とフィードバックすることが誠実な対応です。
それをやらないと「こんなもんでOKなんだ」と勘違いします。
ここから組織がおかしくなっていきます。
もちろん不利益変更のファクトを明確に捉え、対峙するときは細心の注意が必要ですが、即不可能かどうかはわかりません。
不可能なケースももちろんあります。
ただ、そうでないケースもあります。
自分は何でもできると勘違いしているわけではなく、しっかりと物事を見て、自分の頭で考えるということ。
この「考える」ことをやめたら、仕事の価値は無し。
不利益変更は、ロジックのWhyにはなりません。
可能性もしくはその結果です。
なんでもかんでも「不利益変更だから・・・」と言っていたら、会社は潰れます。
そのことを第一に把握する必要があります。
そして、「不利益変更だから・・・」と言っていると、本人も相手ももっとヒドイ状況に陥る可能性があります。
現実から目を背けてはいけません。
「人事は、(誰もが)やりたくない仕事をやらないといけない」と、昨日、人事パーソンが仰っていたことが印象的でした。