税理士さんに大変お世話になっています。
独立して2年目、たまたまネットでリサーチして、現在の税理士さんと出会いました。
「年齢も同じぐらいで、相性も悪くはなさそう」程度の感覚で判断しましたが、それは間違いでありませんでした。
その税理士さんも独立したばかりで同じ境遇であったこと、また事業方針としてスモールビジネスを応援するメッセージがあり、その点に共感できたことが決め手でした。
それから9年、十分すぎるほどサポートいただいています。
今、サポートいただいていることは
- 決算書作成
- 給与計算
- 経費チェック
- 年末調整・確定申告
- 都度、アドバイス
です。
毎月の顧問契約と決算対応にそれぞれの料金がかかってきますが、おつりが来るレベルです。
相談領域は幅広く、会社の資金だけというよりは、個人のファイナンシャルプランナーとして頼っているイメージです。
年に2-3回のMtgがある他、必要に応じてメールや追加のMtgをお願いしています。
都内に事務所を構えていたときは、事務所まで来てくださり、お話していましたが、今はオンラインで対応いただいています。
振り返ると、こんな相談をしていました。
- 売上に対して、最適な経費(役員報酬)の割合は?
- 役員賞与を、どのように使うか?
- 今の自分における最適な売上水準は?
- 今の自分における最適な利益水準は?
- 会社資金として、どれくらいストックしておくのが良いか?
- 税金をまとめて支払うべきか、月々で支払うべきか?
- クラウド会計は、どれを使うか?
- どこまでネット対応ができるか?(紙は必要?)
- どこまで経費に含められるか?
- 旅費交通費をどうするか?
- 社宅制度を活用すべきか?
- 福利厚生制度を、どう活用するか?
- 賃貸と分譲、どのように使い分けるか?
- 在宅ワークする際、どこまで何を経費にできるか?
- 年末調整と確定申告はどのような違いがあるか?
- 助成金を活用すべきか?
- ふるさと納税をどのように活用するか?
会社の資金をどのように維持・活用していくのか、どのように正しく税金を支払っていくか、個人(プライベート)のお金周りをどのように考えていくか、について実践的なアドバイスをいただいています。
あと、人事コンサル領域で報酬制度を設計する際、労務や税務から考えるべき視点が発生した際、アドバイスをお願いできることも自分にとって大きな価値になっています。
正直、ここまでアドバイスしてくれるとは思っていなかったし、決算書対応がメインなのかな、と独立当時は思っていたのですが、自分の考えが間違っていました。
ある意味、スタートアップにとってのCFOが、自分にとっての税理士さんであり、お金周りで信頼できるパートナーです。
単純な定型ワークだけではないところで、きちんと相手に合わせた価値を提供できるプロフェッショナルサービスだと、つくづく思います。
ほんと、独立にとって税理士さん選びはインパクトが大きい(大き過ぎる)。
ここを見誤ると、独立がうまくいかない可能性も十分にあるので注意したいところです。