今、思い返すとよくあんな仕事やったな、耐えたな、我慢したな。
最後は、当初のスコープをやり切って終わりましたが。
始業時間前にやってほしい
とある会社とのプロジェクトで、経営者から言われた言葉。
人事制度の会議は、始業時間前にやってほしいと。
10時から始業時間なので、8時に開始して9時半に終わるという仕事でした。
昔(10年弱)の話でしたが、本当にひどい仕事でした。
でも、独立したときは、何でもやっていました。
その経験を経て、今があるのは事実。
二度とやることはない仕事であることも事実。
当時のメールを振り返ると、若手のプロジェクトメンバーが腹痛で出社できない、が多発していました。
メンバーから外れてもらい、最後は人事の方と二人で完了させたことは今でも覚えています。
クライアント選びも会社選びも重要です。
金曜の夜と月曜の朝イチで定例Mtgが組まれている
組まれているというよりも仕組まれているレベル。
金曜日のMtgはムチ、ムチ、ムチ。
土日に稼働させるためにハラスメントムチで真っ赤に腫れてしまいます。
月曜日の朝までに膨大なタスクが降られ、絶望の中、終電の金曜に帰宅。
土日も終電で、月曜を迎えます。
そして、今度はアメ。
こっちは「バッカじゃねーのって、このオジサン」って思ってましたけど。
一方、本物の理不尽とハラスメントを体験できて、本当にこの人たち何をしたいんだろう、と強い興味がわいたのも確かです。
行きついた先に得た答えは、シンプルでした。
オトコとしての「出世欲」なんですよね。
人と組織の怖さを学んだプロジェクトでした。
部外者扱いといじめカルチャー
三顧の礼で迎えられたと思ったら、態度が急変してしまい、部外者扱いされてしまいました。
私も頑固な提案があったかもしれないな、と思う反面、やり口が妙にいじめっぽくて困りました。
ひそひそされたり、陰で口にされたり。
人って、一人だと一見普通でも二人になると悪人になってしまう。
これも組織の怖さだし、そんな立ち居振る舞いが組織全体のカルチャーになっているのも圧巻だった。
これは私の受け取り方のひとつ。
ただ、たくさんの組織と深く接している立場として、相手を尊重しているようで全然尊重していない組織ってのは、後から思えば「そうだよな」と思える一方、当初はその仮面にまんまとやられてしまうんだよなってのも経験からわかること。
今はその感度が高まっているので、直観である程度わかるし、相手とのコミュニケーションで、その尻尾を垣間見ることもできます。
妥協せずに向き合いたいところです。