とある本を読んでいて、リスクを取ること、大胆に攻めること、の意味について考えさせられました。
私は、比較的リスクを取っている意識はないまま、リスクを取っていたと思います。
相当なビビりではありますが。
そのリスクに対して誠実に、諦めず、コツコツ、愚直かつ自分なりに戦略的に取り組んできた結果が、多少のリターンに結びついているかもしれません。
リスクをリスクとして認識することは大事かもしれませんが、意識し過ぎると「恐怖」として反応してしまい、頭と足と手が止まってしまいます。
リスクではありながらも、「大丈夫そう」「大丈夫かも」という感覚があれば、まずは試してみる。
自分で手を動かしてみたり、人に聞いてみたり、当事者本人に質問してみたり。
リスクテイクを振り返ってみると、意外とすんなりできてしまうことがありました。
思考停止にならないことが大事です。
よくよく考えてみると、建て前ではそうかもしれないけど、実際のところは「そうなるわな」といった感じです。
背景を合理的に考えてみれば、その理由がわかってくるし、背景の構造が見えれば突破できる部分も見えてきます。
あとは、臨界点を超えない範囲で試してみること。
ダメだったら、早めに徹底する。
そのための期待値調整は抜かりなく実施する。
その上で多少の失敗は、目先では大変かもしれないけど、長期で見ればリーズナブルです。
失敗は、深い学びへと変化します。
失敗への恐怖に反応し過ぎる可能性があるので、ここは意識して失敗を肯定的に捉えていきます。
そして、大胆に攻めること。
リスクをとった上で、大胆に攻めていく。
それが自分のやりたいことにもつながっていくだろうし、逆説的な「安心感」にもつながっていくはず。
身の丈に合ったサイズで、リスクを取り、大胆に攻めていきます。
広く浅くアンテナを巡らし、逆張りと一点集中が私の戦略です。