週末、建築士さんに地元まで足を運んでいただきました。
午前中、自分は子どもの予定が入っていたので、建築士さんは一人で土地に行き、思索。
お昼過ぎに合流し、自分が好きな空間を見ていただき、そこでコーヒーを飲みながら打ち合わせ。
ゾーニングを確認しました。
動線を考えながら、一つ一つの理由を明確にしていきます。
自宅で仕事をする予定なので、仕事場とプライベートを空間的、心理的にどうわけるのか。
話し合いが、非常に楽しいです。
その後、工務店さんを訪問。
1時間ばかりお話しました。
時間に若干の余裕があったので、建築士さんが過去に設計した住宅を見に行くことに。
その住宅は、自分がその建築士さんにお願いするキッカケになった住宅です。
車で30分ほど走ったところにありました。
第一印象を思ったよりも小さかったこと。
まさにコンパクトな住宅で、洗練された外観でした。
写真で見た風景は夏だったので、冬である今に見た印象もまったく違いました。
住宅が好きなので、設計した方に外観の説明をいただきながら、空間を堪能できる至福の時間です。
近辺に、ほか2つほど設計した小屋と住宅があったので、こちらも外観だけ見させていただきました。
改めて自分は小屋が好きだなーと。
そして、もう1つの住宅は、建築士さんが修業時代に師匠とつくった別荘でした。
25年前に完成した建物です。
若かりし頃の尖りというか、今とはまったく違う雰囲気の家でした。
今はほとんど使われていないようで、本当にもったいないとの感想です。
都内で暮らし、週末移住する際、こういった洗練された別荘を一時的に借りたりできたら、なんと幸せだろうと。
自分の中でのニーズはめちゃくちゃ高いですが、世の中的にはどうなんでしょうか。
つくっては放置のこの家づくりの状況には、大きな問題があると思います。
自分も家づくりに関わる立場として、長期的な目線でモノゴトを考えていきたいところ。
自分という「今」ではなく、世代に対する時間軸を意識しないといけないだろうなと。
住宅外観ツアーを終えて、自宅に戻ってきました。
食事をつまみながらの会話タイム。
設計の話というより、お互いの近況や仕事、家族の話を。
子どもたちも隣で、YouTubeを見ながら同席。
珍しい来客を囲んで団欒です。
そして、ピザも。
帰りの電車の時間を見ながら、最後の5分ほどで家族に現時点の設計プランを共有していただきました。
みんな興味深々で、聞いています。
駅まで見送りました。
次回は年明けということで、プランの他に簡単な模型もできているような話でした。
家づくりのプロセスを、存分に楽しみたいと思います。