地元に相性の良い本屋さんがあります。
先日、ふらっと立ち寄り、30分ほど本棚を眺めました。
そこで購入したのが、この本です。
『メンタルマネジメント大全』と『解きたくなる数学』は、都内の大型書店でも見たことがありましたが、その他は初めて見た本です。
ナイツ塙さんの本が出ているとは、まったく知らず。
最近、ラジオも聞けてないし。
『解きたくなる数学』は、子どもが立ち読みして引き寄せられた本。
普段マンガぐらいしか読みませんが、この本には興味関心をもっていました。
30分ぐらいの選書でしたが、満足度の高い買い物でした。
この本屋さんに来るときは、気持ちはオフバージョン。
仕事と離れた読書を実現できる場所です。
相性の良い本屋さんで、自分にとって大切な場所です。
小さい本屋さんは、置かれている本を見るだけで、だいだい相性がわかります。
以前読んで良かった本が並んでいたり、タイトルやカバーで「おっ」となる本が並んでいます。
それを発見するのも1つの楽しみです。
先週来たときに気になって、また今週も同じく気になる本もあれば、先週は目に止まらなかったけど、今週は目に止まる本があります。
おもしろいです。
丸善日本橋は、都内のお気に入り場所
最近は、丸善丸の内の方に行く機会が多いですが、自分のお気に入りは丸善日本橋。
自分のホームグラウンドです。
どこに何があるか、だいたいわかっているので、その日の気分に合わせて目当ての本棚を眺めます。
基本は、仕事で使う本なのでビジネス本が多いですが、新書コーナーを眺めるのも好きです。
コンサル時代は、リサーチがあればここ丸善日本橋に行き、片っ端から本を漁っていました。
(当時は)20時半の閉店だったので、時間が足りない場合、丸善丸の内に行ってギリギリまで本を漁っていた記憶があります。
なので、丸善丸の内の店舗は、切羽詰まった状態で行くことが多かったので、今での訪れるとその気持ちになってしまう傾向があります。
不思議なものです。
子どもも一緒に来てくれる本屋さん
地元の本屋さんは、カフェが併設していたり、小さい子どもが遊ぶスペースもあるので、子どもも一緒に来てくれるところが助かります。
この本屋さんに立ち寄った際、「提供価値」について深く考える機会にもなりました。
オーナーさんは、「とにかく長居してもらいたかった」という考え方でお店づくりをしたと仰っていました。
本当に長いしたくなるし、実際に長居しています。
商売として成り立たせることはもちろん、地域のコミュニティの場であり、知を循環させる場でもあります。
知り合いの方は、「Amazonで買うならこの本屋さんで取り寄せて買ってもらう」と仰っていました。
同じお金を渡すなら誰に渡すのか、まで考えさせてくれます。
住む場所を変えたことで出会えた最高の場所です。
こういう場所をつくれる方は、本当にスゴイなと感嘆してしまいます。
自分には、こういうセンスがまるっきりないので、なおさらかもしれません。