先日、素敵な出会いができました。
思い切って、お話した結果です。
人見知りの自分にとっては、大仕事なのです。
どういうコンセプトでつくったのだろう
自分の好きな場所として、カフェ併設型の本屋さんがあります。
選書の相性がよく、仕事では丸善を使い、非仕事ではこちらを使うイメージです。
そして、何よりも空間が好きです。
この空間をどういうコンセプトでつくったのか、オーナーさんにお聞きしたいと思っていたのですが、人見知りの自分がいきなり話しかけるなんていうことは、ハードルが高い。
そんなことを考えながら、3ヶ月か4ヶ月か5ヶ月でしょうか。
必要性に迫られて、思い切って話しかけてみました。
平日だったのでお客さんも少なく、話しかけやすい環境でした。
「あの~」から始めると、店主さんは笑顔で受け答えしてくれました。
そして、空間の設計から什器や家具、照明や工事のことなど。
本屋さんなので南からの太陽の光は遮断し、一方で暗い印象をなくすために照明は明るく、かつ天窓で対応。
壁の色も明るめのライトブルー。
地元産もマツを使いたいと思っていた、などなど。
オーナーさんの思いと思いのほか現実的な案で進めたという当時の設計話を聞くと、「それそれ」とお客さんとしての自分の気持ちが代弁されているようで嬉しくなりました。
ひょんなつながり
たまたま、そのとき自分が千葉ロッテマリーンズの帽子をかぶっていたら、そこからさらに話が繋がり、盛り上がっていきました。
相手のコミュニケーション力に舌を巻くのは当然ながら、仕事を抜きにした純粋な「つながり」ができている瞬間を楽しんでいました。
何度でも言えるように、自分は人見知りなので、コミュニケーションは得意ではありません。
頑張って対応しますが、頑張ってるからできるだけの話。
今回も背中に汗をかきながら話しました。
他にもバスケでつながったり、後でHPを見たら、まさかの大学&学部のつながりまで。
レアな学部なので、早々同じになることは少なく、社会人になってから学部でつながったのは初めてかも。
次、お会いした際、この話をしたら、どんな展開になるのか、楽しみです。
自律駆動しないと拡張しない
自分起点で動かないと、それこそ人とのつながりは拡張しないし、その先の可能性も拡がらないな、と肌で実感しました。
この出会い以外にも、最近面白い出会いが1つあり、それも自分から種をまき、咲いた花をお互いに鑑賞することで、つながりが生じたようなもの。
自分で種をまくことの重要性と具体的な方法論について、自らの実践を通じて学んでいます。
本来、これは20代後半から30代前半でやってのけるぐらいなのかもしれませんが、自分のような凡人には齢41でやっと見えてきた感覚です。
スローペースであり、これがマイペースでした。
味を占めて一気呵成に、なんてことはまったくありませんが、機会を見て自分からコンタクトすることも多少は必要かも、という気持ちになりました。
そのためには、自分は何を提供できるか、ヒトとして誠実か、でしか判断されないので、意識して実践しないと。
日々、精進です。