本の読み方(読書の仕方)を変える

週末に3年間の振り返りを実施して、色々と気づくことがありました。

その振り返りから、今後1-3年の方針を考えていましたが、本を読むこと(読書)を、中心に据えることに仮決定しました。

読書は「目的」でなく「手段」ですが、、自分にとっては「目的」にした方が良さそう。

でないと、読まないので。

 

本を読む習慣も趣味も技術もない自分にとって、仕事を通じて本を思考の補助道具として扱い、それなりに使ってきたと思います。

ただ、仕事上のプッシュがない、もしくは気づかないと、その本に対するスタンスがどうも弱化してしまい、自発的に読むことが継続しません。

 

そこで、本の読み方を抜本的に変えて、読書を習慣化する作戦にしました。

「必要な箇所だけ読む」という至ってシンプルな作戦です。

以前の自分がそうしていたようにスタイルを戻す格好になりますが、それを徹底して、3年で自分が納得できる成果に繋げようと思います。

 

目安は1冊に1時間ぐらいで、必要な箇所だけ読もうと思います。

今の自分にとって必要でないところは、バッサリと切ってしまい、遠慮なく本棚に返却していく予定です。

そのためには、すぐに捨てるオペレーションは不都合があります。

なぜなら、読み直すからです。

そのためにも本棚にストックできるようにしておく必要があります。

 

これから1年近くはトライアル期間と位置づけ、本棚は十分に用意せず、在り物で何とか対応。

読み返しに若干の手間がかかるかもしれませんが、1年は我慢です。

 

今もさっと目に入った本について、目次から興味を持った2テーマを読みました。

そこだけで、「非金銭的報酬」を「精神的報酬」と呼ぶこと、無駄な仕事をしないことの2つに気づきを得ました。

読書はこれだけでいいのです。

あとは、このインプットを自分の中で調理し、寝かせ、アウトプットする。

これが目指す姿です。

 

ただ、自分の好きな作家さんについては、全部を読んでしまう傾向も。

例えば、橘玲さんの新刊『世界はなぜ地獄になるのか』。

読み始めると、止まらず。

前に読んだ本の中で「キャンセルカルチャー」について言及されていましたが、そのときはよくわからなかった概念がこの本を通じて理解できるようになっています。

読むタイミング、自分の知的キャパシティ、余白に応じて、脳への浸透度合いが変わってきます。

相性の良い本は尚更です。

 

本来であれば40歳までに読んできた本を使って、過去にマーカーで線を引いたところを見ながら、再読することが理想ではありましたが、無いものに対して、あーだこーだ言っても仕方ありません。

ピンチでもありませんが、今をチャンスと捉え直して、インプット三昧の日々を送ろうかと。

 

自戒を込めて書きますが、「目的」と「手段」を戦略的に逆転させることで、「逆張り」の変化を目指したいと思います。

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