相手のニーズをしっかりと捉えること。
資料作成において、これ大事だと思います。
ただし、そのニーズも千差万別。
本当に価値が出ることに対してニーズがあれば良い一方で、自分として興味のない領域にニーズがあると大惨事となります。
このニーズが合うかどうか、というのは、自分が常々気にしている(重視している)「相性」の1つなんだと気づきました。
「相性が大事」と一言でいっても、様々な意味が隠れているものです。
昔、ある会社の仕事で、現場ヒアリングの声を丁寧にまとめて伝えようとしたら、参謀の方から「なんだこれは!」と、お叱りを受けてしまいました。
こんな声、社長には伝えられない・伝えてほしくないと。
会議の前日に、電話でストップがかかったことは、今でも鮮明に記憶しています。
こういうのも電話のトラウマにつながっているんだろうか、本当に恐ろしい。。。
※ちなみに、そんなエグいことは書いていません。給与上げてほしいだとか、やりがい搾取だとか、なんであっちだけ・・・とか。どれも、各自の気持ちなんだと理解しています。
こういうのが、現実世界の経営の面白いところです。
この会社と取引きしている自分の目利きが良くなかった。
ただ、それだけです。
当時は、相性はあまり意識せず、「食べていくこと」に気持ちが寄っていたため、こんな事件が起きてしまいました。
今思えば、いい経験です。
美化するつもりはまったくなく、金輪際関わりたくないし、関わることはありません。
挨拶すらしないかも…(大人にならないと。自分よ。
ただし、相手が悪いとはイチミリも思っていません、本当に。
自分が未熟だっただけです。
今だったら、仕事を断っているからです。
だれとでも仕事ができるなんて、思いませんし、そっちの方がよっぽど気が楽です。
こういう経験があるからこそ、判断に慎重になれるし、より深く考えるようになります。
相性とは何か。
自分は何のために仕事をしているのか。
使われない資料を作らないようにするために最も大切なことは、「顧客を選ぶこと」でした。