独立後の仕事の話 (1-2年目)の続きです。
3年目、紹介の流れができてきた
2年目に営業代行の会社さんと手を組み、目先の仕事を埋めることに成功しました。
忙しい日々です。
この頃からクライアントの経営陣から他社で人事制度のニーズがある会社を紹介していただく流れができました。
この年で4社ほど。
しかし、当時をよく覚えているのですが、紹介されたクライアント先にPDへ行っても、あまり手応えはなく、仕事には繋がりませんでした。
まだクライアント先で自分の成果が出る前のタイミングであり、能力不足だったんだと思います。
この頃は、目の前の仕事が結構大変で、且つ自分でのPDも始まり、すべての業務を一人で回していたので、遅くまで働いていました。
ちょうど、この頃、近所にワンルームの部屋を借りて、ワークスペースをつくりました。
今考えると、3年目が転機だったかもしれない
今、当時のことを考えると「この先どうするか?」について深く考えた瞬間だったと思います。
どうすれば、経営が安定するか。
そのときに考え、リスクをとって実行した行動が、今の状態に良い形で結びついています。
シンプルに整理すると、コストをかけてでも中長期で成果を追い求めた結果でした。
当時の意思決定は、今でもよく思い返しますが、直感と仮説検証を超短期で繰り返し、結論を出したイメージです。
不思議と自分の選択に自信があり、迷いや戸惑いは無かったと記憶しています。
この判断から、だいぶ自分の仕事の流れができあがり、同時に組織人事コンサルタントとしての腕も鍛えられました。
コンサルタントを育てるのは、やはりクライアントです。
ここにも感謝しかありません。
4年目は、3年目の延長。コツコツと
3年目に自分なりの戦略が功を奏し、流れができあがってきました。
あとはその流れにのって、自分の役目を果たすだけ。
格好つけずに、地道にアウトプット・コミュニケーションを続け、クライアントへの提供価値に集中する。
その結果が徐々に認められ、紹介につながるサイクルが強化されます。
また、この頃に一緒に仕事をしていたクライアントの方がその後起業し、起業した会社でも仕事をともにする機会がありました。
今もお付き合いが続いています、尊敬できる起業家です。
4年目は、成功体験と失敗体験のバランスが取れ始めたタイミング。
自分の仕事を客観的に分析したり、言語化できるようになった初期フェーズだったと思います。
まだまだ深く鋭い考察までには到達していないのですが、若干の心の余裕ができて、落ち着いて物事を見ることができるようになりました。
当時、PDで「えっ」と驚くようなことが起きた際、直後は「なんだ、これは」の気分に陥りました。
しかし、すぐに「まぁいっか」と気持ちを切り替えることができていたと覚えています。
執着してもしょうがない、とドンと構えることができるようになったというか。
もちろん忙しさは変わらず、当時はすべてオフライン(リアル)のMtgでした。
準備(資料作成)・Mtg・移動・社内業務に関して、時間配分のパズルの日々。
平日は仕事に集中し、土曜に細々とした社内業務や先送りされそうな業務を片付け、日曜日は休息のルーティンでした。