「雨降って地固まる」の結婚式

友人の結婚式に行ってきました。

素晴らしかった。

おめでとうございます!

 

 

雨の日の結婚式

お祝いの言葉に「雨降って地固まる」と送られていました。

 

もめごとなど悪いことが起こったあとは、かえって基盤がしっかりしてよい状態になることのたとえ。

goo 辞書

 

他にも、こんな意味合いが。

 

雨が「降る」を「振り込む」と転じ、「幸せが振り込む」という縁起があるそうです。

木の暮らし公式ブログ

 

本当に、この言葉に相応しいお二人・ご家族の結婚式だったように感じました。

 

また、この結婚式で当時の先生(国語の先生)ともお会いしました。

再会できたこと、非常に嬉しかったです。

先生もお祝いの言葉を述べる中で、フランスでも「雨降って地固まる」的な言葉があるとおっしゃっていました。

無知な自分は、早速調べると、、、

 

「雨の日の結婚式は幸せな結婚をもたらす」。フランスのことわざだそうだ▼縄の結び目が水にぬれるとほどけにくくなるように、夫婦の絆も雨によって固くなり、離れることはない。そんな言い伝えらしい。雨は神さまが二人に代わって泣いているためであり、その分、二人はこれから泣くことはないという解釈もあるそうだ

東京新聞

 

素敵な言葉ですね。

こういう言葉には、深みを感じます。

 

40歳になった自分が参列した結婚式

もう結婚式とか出る機会ないかな、と思っていました。

20代は余興で忙しい、30代は少し余裕ができる、40代は本当の意味で結婚式も楽しめる、の感想です。

「本当の意味」というのは、お祝いの言葉やご家族・ご親族との対話、料理やお酒、挙式、などすべてのイベントに意味合いを自ら捉えることができるようになり、心から感謝と喜びを感じることができるようになった、という意味です。

 

また、自分の子どもはまだまだ先になりますが、自分が親族として結婚式に出るのが次なのかも、という未来の話も想像してしまったり。

 

もっと思い出つくらないと、、、と振り返る自分もいました。

普段の生活では感じない「ハレ」を通じて、素敵な気づきと刺激を頂けた気がします。

改めて感謝しかないです。

 

 

ショパン、ノクターン2番

式の最後の方で、新婦さんがご家族に感謝の言葉を伝えていました。

そこで流れていたのが、ショパン、ノクターン2番。

 

自分はこういう音楽に疎いし、何も知らない人間ですが、雨のホテルの結婚式で聞く曲として染み入ってしまいました。

こんなこと昔なら何も感じなかっただろうに、自分の中でも変化が起きているのでしょうか。

 

 

 

Share this…