GAS(Google Apps Script)で、個人の評価シート作成を自動化する

※GASのスクリプトの一部です。編集はしません。

※スタッフの方に、本記事の内容を作成頂きました。

 

従業員の評価シート作成をGAS(Google Apps Script)で自動化しています。評価シート原本を人数分複製し、それぞれに基本情報の入力と共有設定を行う仕組みです。

 

使用するファイルとフォルダは、以下の通り。

  • Google Driveに3つのファイルと1つのフォルダを用意します。
    • 3つのファイル
      • ①評価シートテンプレート:複製したいシート
      • ②評価シート作成用名簿:評価シートが必要な方の名簿
      • ③評価シート作成ツール:GASの入ったスプレッドシート
    • フォルダ
      • 複製したシートを出力するフォルダ

 

作成フロー

①評価シートテンプレートを用意する

テンプレートのため、B列個人の情報は空欄にします

 

 

②評価シート作成用名簿を用意する

  • 1行目の項目名(従業員番号、氏名フルネーム…)
    • 後で出てきますが、③評価シート作成ツールの「出力項目」と同じ項目名にします
    • 最後の「リンク」は名簿のみに記載します
  • 従業員番号~サブ評価者アドレスまで、個人の情報を入力します。
  • 「リンク」列はGASで生成された評価シートのリンクが自動で貼付される欄のため空欄にします。

 

 

③評価シート作成ツールを用意する

評価シート作成ツールは、下記2つのタブがあります。

 

【出力シート/ファイルの情報】

  • テンプレートと出力フォルダの指定を行います。
    • B3に①評価シートテンプレートのファイル名を入力します。
    • B4に②評価シート作成用名簿のファイル名を入力します。
    • B5に作成したシートを出力するフォルダ名を入力します。

 

 

【出力項目の設定】

  • テンプレートのどこに何を入れるか、シートを誰に共有するかを設定します
    • B列「テンプレートに挿入する位置」にセルを設定します
    • C/D列のファイル名やフォルダ名に使う項目を設定します
    • E列のアクセス権を付与するアドレスを設定します

 

 

③【出力シート/ファイルの情報】でGASを実行する

  • メニューバー内「操作メニュー」>評価シート作成でGASを実行します
  • シート出力フォルダに評価シートが格納されます

 

 

作成作業を自動化することにより、担当者は確認作業に専念でき、ミスの可能性を減らすことができます。

 

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