「明け方起床」を、今日から実践する

7-8月は、子どもの夏休みもあり、イベントが多かった一方、自分の習慣が崩れたり、体調を崩したり、自己管理が大変でした。

物理的に動いている距離も多かったので、疲れもたまっていただろうし、ホテル泊も多くて睡眠のリズムも悪くなっていたと思います。

そんなモヤモヤを抱えながら、先日も出張 & おうち拝見ツアーで一日移動後、たまたま駅の本屋で見つけた軽めの本が、自分にヒットしました。

 

 

朝時間を有効活用する、そもそも朝時間をつくることから再整備しようと思っていたところ、帰りの電車の中で読めそうなちょうどいい軽さの本でした。

課題感がドンピシャで、いくつも実践に役立ちそうな具体策やスタンスがありました。

 

さっそく、昨日の夜から今日にかけて実践。

1日で、現状の問題が理解できました。

 

プランニングは前日にやる

プランニングは前日にやった方は良いだろうなと思いながら、惰性で当日の朝にやっていました。

しかも、今考えるとプランニングというよりは、タスクリストを時間別に並べたようなイメージで、非常に受け身なプランニングになっていました。

結果、朝起きる目的の浸透が弱く、どうも思い通りに1日をスタートさせることができませんでした。

 

自分では「できているつもり」でしたが。

 

書籍の特典でついている「モーニングプランナー」というフォーマットをダウンロードして実際に使ってみました。

本を読んでも、フォーマットの意図がすべて理解できていなかったのですが、実際に書き込んでいくと「なるほど」と、膝を打ちます。

夜寝る前に、サクッとやろうと思ったのですが、現状の問題がわかるにつれ、色々と考えが深まり、整理されていき、結局1時間ほど書き込んでいました。

 

プランニングは、やはり手書きなんだな、という改めての発見と共に、今までのプランニングは惰性で「やらされていた」ようなものだったと。

 

プロアクティブに、何かを実現・獲得するためのプランニングになっていなかったと反省です。

ただ、この本のおかげでだいぶ改善・進化できたという喜びもありました。

 

「明け方起床」に向けたスタンスが明確になった

どうも朝起きられない日が続くと、目的の弱さを問題視して、強い目的をつくろうと考えていました。

でも、なかなかうまくいかず、お題目になりがちに。

原因は、時間軸です。

中長期の目的を描こうとしていたことが、問題の原因だとわかりました。

簡単に言うと、すぐに効果を感じられないので、できない・続かない、が起きていました。

 

そこで、前日の夜に翌日のプランニングをしたところ、明け方に起床する「目的」が明確になったのです。

ここで「早起き」ではなく、「明け方起床」というワーディングも自分にはヒットしました。

相対的な「早起き」だと、何時が「早い」のか、ぶれやすくなります。

それを「明け方起床」と呼ぶことで、自然に合わせたタイムサイクルを活用することができ、時間のユレは季節で起きるものの、強力な軸ができたように感じます。

あくまでも、感覚的な話ですが。

でも、こうした小骨も自分にとって結構気になっていたんだと言葉を考えるにあたって腹落ちしました。

言葉の開発は重要です。

 

さらに、当たり前の指摘も、自分にとっては新鮮かつサポーティブなフィードバックとして役立ちました。(以下、引用)

 

朝型人間は毎朝早起きしなければならないわけではない。疲れた日には睡眠をいつもよる多くとるほうが、一日を無事に過ごすためにははるかに有益だ。朝寝坊を一日しただけで、情けないとか問題があるんだと自らを攻めるようなら、早起きなど永遠に無理だ。時々体調が優れず、いつもより長めに寝たとしても、その日を「朝寝坊した日」「早起きに失敗した日」ではなく「ぐっすり眠った日」と考えよう。(P83)

 

当然ではあるんですが、どうもこういう思考が自分は苦手で。

でも、こっちの方が確実に成果が出るんだとわかります。

 

「ボーナスタイム」は、自由に使っていい

早めに起きることができたら、何をやるか。

やらなければいけない仕事を前倒しでやって、気分がフリーな時間を多く残そう。

そんなスタンスでいた自分なので、早く起きるのが億劫になりがちでした。

やらないと間に合わないということであれば、切羽詰まってやっていたと思いますが、何とかなる状況であれば、実行にバラツキが生じます。

 

何となく自分でも問題はわかっていたのですが、本を通じてフィードバックを受けると、飲み込み度合いが変わってきます。

 

明け方起床で得られる人生のボーナスタイムは好きなように使って構わないのだ。大切なことは、あなたが疲れを押して早起きしたということで、その時間にどれほど偉大なことをするかではない。明け方起床で生活習慣が変わってくれば、特別なことなどしなくても、自ずと今とは別の人生を生きることになる。(P90)

 

著書では、明け方起床で得た時間を「ボーナスタイム」と呼んでおり、その時間帯は好きなことに使っていいと。

その後の就業時間に集中して、「やらなければいけない仕事」を片付ければいいというシンプルなロジックであり、説得力がありました。

 

こういう振り返りをしていると、最近の自分はやるべきことはやっているが、集中力に欠けていたこと、隙間時間を有効活用しているつもりだったが、全然活用できていなかったことがわかりました。

時間の使い方にメリハリがなく、ダラダラと過ごしている時間が、感覚以上に多かったということです

モーニングプランナーを書くプロセスで気づいたことです。

反省。

 

でも、このタイミングで、この本を読めて本当に良かった。

自分の課題をシャープに言語化してくれました。

タイミングが、まさにドンピシャで。

 

Share this…