子どもとの関係改善に取り組んだ3ヶ月

9月の振り返り」で、子育て大悩み中と書きました。

9月1日に子どもと二人で中華を食べに行き、そこで二人で話し合いました。

それから3ヶ月。

今度は、近所のバーミヤンへ。

 

9月1日からちょうど3ヶ月が経過したタイミングでした。

特に意識していたわけではないのですが、タイミングが合って二人で食事に行くことになりました。

結論、この3ヶ月で自分のスタンス・考え方、そして行動を変えたことで、少なくとも子どもとの関係改善自分の兆しが見えてきました。

子どもの悩み・ストレスがどうなっているかは正直わかりませんが、前よりはストレスない状態になっているかと思います。

そんな3ヶ月における自分の気持ちの振り返りです。

 

自分が「気にし過ぎていた」という過ち

以前ブログでも書きましたが、子どもをコントロールする意識が、無意識の上で強く作用し、自分一人で吠え、自分勝手にストレスを感じていたことに気づきました。

  • 早く寝な
  • 片づけな
  • 宿題やりな
  • 素振りは?
  • そろばんは?

ほんの一例です。

口うるさいオッサンです。

でも、当時はそれが普通だと思っていたし、自立を促す上でも自分で考えさせないとなんて勝手に思い込んでいました。

 

まずは自分が変わらないといけないと思い、意識的に一定の距離をおくことから始めました。

「離れた」というよりも、今までが「近かった」という感覚です。

少し離れて、お互いの時間をつくろうと。

 

どうしてもうまくいかず、口を出してしまうときもあったし、それをすれば同じ結末になるし、よくないと分かっていながらも、意に反する言動をしてしまう自分もいました。

 

そんな中、自分の中で転機になったのは、家族で知人宅へお邪魔させてもらったときのこと。

子ども件とは関係なく、こちらからお願いして、家や暮らしを見せていただくことに。

車で数時間かけて、久しぶりの小旅行気分。

夕方には帰ろうと思っていましたが、話が弾んで夜までお邪魔することになりました。

 

子どもの話題になり、ふと子どもたちのやんちゃな姿を見た際、その方が「あるよね~」「みんなやるよね~」「自分もまったく同じだったわー」「よくないことやりたくなるよね~」とゲラゲラ笑いながら楽しそうに(嬉しそうに)話しているではないですか。

そのとき、「そうだよな」と妙に腹落ちしました。

 

自分もそうだったし、みんなこんなもんだよな、、、って。

それを自分は家では叱ったり、怒ったり。

そりゃお互いにストレスたまるし、向こうにとっては最悪なUXだなって。

 

この小旅行で救われた気がしました。

帰り道、温泉を探して立ち寄り湯に入って帰りました。

二人だけの貸し切り湯で、その時から少し気持ちが変わっていたように感じます。

 

基本、気にしないことを心がける

今までだったら気にしていたようなことも、気にしないように心がけました。

ぐっとこらえました。

前だったら確実に口をはさんでいたことも、本当にNGなケースは伝えますが、基本は「気にしない」スタンスで、とりあえず「まぁいっか」と、やりすごしました。

そうすべてがうまくいっていたわけではなく、何度も失敗はありましたが、それでもだいぶ自分を意識的に変えた結果、何となくモノゴトがうまく回り始めた感覚をもてるようになったのが10月中旬。

 

そんな中、子どもの運動会が10月下旬にありました。

練習で一度も勝てなかった徒競走。

一位でした。

その姿を見て本当に嬉しかったし、何よりも本人が一番嬉しそうだったのが印象的で。

こんな素直に喜んでいる笑顔を見ることも、長い間なかったように感じました。

 

それからも色々とありましたし、きれいごとではすまない日々ですが、おそらく良い方向に進んでいるんだろうな、という感想です。

 

バーミヤンでの食事

自分としては、単純に二人でご飯食べよう(食べたい)ぐらいの気持ちでお店へ。

席についてメニューを見ながら話していると、子どもから「今日のあれは?、、、議題は?」と、3ヶ月前の中華を食べに行った延長戦みたいな感じで言われました。

少々戸惑いながら「別に、そんなのないよ」と言って、メニューを決めます。

 

今のバーミヤンはロボットが食事を運んでくれるんですね、親子で興奮してます。

餃子、フライドポテト、五目麺、マーボー豆腐、いちご杏仁豆腐。

だいぶバランスの悪いチョイスの上、ドリンクバーと瓶ビール。

楽天ポイントで支払いをして終了。

 

何もスペシャルなことはないファミレスの外食。

しかし、自分にとっては3ヶ月でよくここまでこれた、と感慨深い気持ちになりました。

それぐらい9月以前は悩んでいたのかもしれません。

 

ファミレスで「野球、楽しい?」と聞いたら「楽しいよ」と素直に言ってくれました。

下を向いたまま、五目麺をすすりながら。

本音かどうかわかりませんが、以前なら自分(父)を困らすような変なコメントがとりあえず出てきて、段々と時間をかけて変な雰囲気になっていくのが恒例でした。

 

今回は、会話に「素直さ」を感じられました。

本音かどうかは正直どうでもよく、この素直でライトな会話が自分にとっては心地よく、感涙でした。

 

子どもとの関係を見直すため、週末における野球の付き添いもストップ。

10月は「小屋づくり」の引き渡しがあったので元々行くことはできず、11月からどうしようかと思っていましたが、幸い自分の仕事が急きょ繁忙タイムになり、結果として付き添いができなくなりました。

でも、自分としてはこの流れで良かったと思っています。

子どもが、本音でこの形(自分が付き添えないこと)をどう思っているのかはわからないことであり、聞いても「別に」の一言で、多少気にはなっていますが、一人で毎週末、自転車に乗って朝から出発している姿は寂しくもあり、頼もしくもあります。

 

自分は子育てがだいぶ下手な方なので、子どもにたいそう迷惑をかけているんだろうと気が滅入ってしまいます。

でも、下手な自分を変えようと自分で努力した結果として、改善につながっていることは喜ばしいことなのかもしれません。

 

人を変えることはできない、自分が変わるしかない。

でも、自分が変われば人は変わることもある。

子どもから日々、人というものを教えてもらっているように感じます。

 

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