マネージャーへの違和感を先送りしてはいけない

マネージャーの配置に違和感はありませんか。先送りしていることはありませんか。

非常にストレスのかかる問題ですが、先送りはNGです。後で問題が大きくなってから対応することになります。

自分たちの判断を正当化せず、問題に正面から向き合うことをおすすめします。

違和感を感じるとき

クライアントさんとの人事定例Mtg(週1回)という限られた関係性の中で、マネージャーに対して違和感を感じるときがあります。

例えば、分かりやすい次の2つ。

① ピント外れな発言

Mtgで議論している際、明らかにピントが外れた発言をするマネージャーがいます。一度や二度ではなく、定期的にあります。

そもそも前提条件や課題の理解が出来ておらず、議論についてこれていない状態です。

こういう際、スルーせず、前提を擦り合わせて再び意見を求めますが、それでも同じ発言であったり、また別のピント外れな発言が続きます。

② 評価や1on1、定例Mtgのスケジュールを守れない

人事制度の運用では、スケジュールを決めてマネージャーやメンバーに評価等を依頼します。

その際、スケジュールを守れないマネージャーが出ます。同じことが繰り返されます。

1on1がスキップされていたり、人事定例Mtgにも不参加が多かったりします。

忙しいことは分かっていますので、しょうがない部分もあります。ただし、チームとして決めたことを自分の優先順位・都合でやり切っていないことは問題です。

原因は、マネージャー任命

こうした違和感の原因は、マネージャーの任命にあると考えています。

本来、マネージャーに配置すべきではない人材を、マネージャーに配置してしまったということです。

スタートアップの初期フェーズは、マネージャーが十分揃っていることはありません。兼務体制で始まり、徐々に機能別組織のマネージャーが採用できていきます。

ただし、採用がなかなか進まないポジションが出ます。そこでポッと現れた「良さそうなマネージャー候補」に魅力を感じて採用します。欲しかったスキル・経験を獲得できると。また、現職にそこそこのブランドがあると自分たちの正当化を後押ししてくれます。

後々問題になるケースは、このときに違和感を感じています。このときに違和感を無視してはいけません。

引っかかるところはあるけど、このスキル・経験が欲しいという気持ちが出たときこそ注意です。

なぜ、問題が先送りされるのか?

マネージャーに違和感を感じており、一部問題が表面化したとしても、この問題は先送りされる傾向にあります。何となくみんな分かっているけど、先送りされるイメージです。

当事者の立場にたって考えると

  • 代わりのマネージャーがいない。すぐに採用することも難しいと、これまでの経験で分かっている
  • 本人も頑張っている。何とか会社に貢献しようと、自分なりに。それなりの成果も出ている
  • 自分たちが任命している以上、失敗を認めたくない。正当化しようとすれば、いくらでもできる
  • 本人に気を遣う。できれば避けて通りたい。リスクを取って、自分たちの会社に入ってくれた

という気持ちです。

先送りしてしまうには、十分な理由があります。

しかし、先送りしてはいけません。後々、問題が大きくなってから対応することになります。

CEOがやる

マネージャー任命で問題が出たら、CEOが対処します。

周囲との1on1できちんと情報を整理し、本人へフィードバックします。すべてのケースで改善を期待することはできない可能性があります。綺麗事を意識し過ぎて、問題を複雑化しないようにします。

とにかく早めに対応することがポイントです。

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